山本浩二氏の想い
山本氏は、長嶋さんとの深い交流について触れ、「もう何と言えばいいのか…言葉が出てこないよ」と胸中を明かし、長嶋さんが彼にとってどれほど身近で、特別な存在であったかを語りました
山本氏は長嶋さんとの食事やゴルフの思い出を振り返り、「すごく絵になる人」であり、「皆を明るくして、笑顔にさせる」と述べ、その魅力を称賛しました
外木場義郎氏の回想
一方、外木場氏は現役時代に長嶋さんと対戦した際の思い出を語り、「長嶋さんは他の打者が打てないような球を打ってくる」というその腕前の素晴らしさに感嘆しました特に1971年6月8日の後楽園での試合では、七回2死までノーヒットノーランの状態でありながら、長嶋さんに高めの球を打たれたことを鮮明に覚えていると述べ、対策として「打席に立った長嶋さんの顔を見るな」と心掛けていたことを懐かしく回想しました
理想の打撃フォーム
山本氏は当時、長嶋さんの打撃フォームに憧れを持ち、「憧れもあったし、理想の打撃フォームでね」とその影響を語りました彼は長嶋さんの構えからステップし、打ちに行くまでの間の取り方が非常に素晴らしかったと評価し、「今はただただ心よりご冥福をお祈りします」と心からの追悼の意を示しました
山本浩二氏と外木場義郎氏の追悼コメントは、長嶋茂雄氏の偉大さと、彼が多くの選手に与えた影響を再確認させるものでした。長嶋氏の存在感やプレースタイルは、今も多くの若い選手たちの憧れの的です。対戦相手としての意義と、友人としての絆が見えるコメントからは、長嶋氏の人柄の良さが伝わります。
キーワード解説
- ノーヒットノーランとは?:ノーヒットノーランは、野球において1試合を通じて相手チームにヒットを許さず、勝利することを意味します。非常に稀な記録であり、投手にとって大きな名誉です。
- 打撃フォームとは?:打撃フォームは、野球選手がバットを持ってボールを打つ際の身体の構えや動きのことを指します。フォームが整っていることで、より良い打球を飛ばすことができ、選手の技術を支える重要な要素です。
- キャラクターとは?:キャラクターとは、特定の人物や存在が持つ独特の性格や性質のことです。スポーツ選手も、そのプレースタイルや人柄によってファンに親しまれ、キャラクターが重要視されます。

