偉大な野球人たちによる長嶋茂雄への追悼の声

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年6月3日、広島の野球界を代表するOBである山本浩二氏(78)と外木場義郎氏(80)が、巨人の終身名誉監督であり、日本の野球界の象徴でもあった長嶋茂雄さんの訃報に対する追悼コメントを発表しました

山本浩二氏の想い

山本氏は、長嶋さんとの深い交流について触れ、「もう何と言えばいいのか…

言葉が出てこないよ」と胸中を明かし、長嶋さんが彼にとってどれほど身近で、特別な存在であったかを語りました

山本氏は長嶋さんとの食事やゴルフの思い出を振り返り、「すごく絵になる人」であり、「皆を明るくして、笑顔にさせる」と述べ、その魅力を称賛しました

外木場義郎氏の回想

一方、外木場氏は現役時代に長嶋さんと対戦した際の思い出を語り、「長嶋さんは他の打者が打てないような球を打ってくる」というその腕前の素晴らしさに感嘆しました

特に1971年6月8日の後楽園での試合では、七回2死までノーヒットノーランの状態でありながら、長嶋さんに高めの球を打たれたことを鮮明に覚えていると述べ、対策として「打席に立った長嶋さんの顔を見るな」と心掛けていたことを懐かしく回想しました

理想の打撃フォーム

山本氏は当時、長嶋さんの打撃フォームに憧れを持ち、「憧れもあったし、理想の打撃フォームでね」とその影響を語りました

彼は長嶋さんの構えからステップし、打ちに行くまでの間の取り方が非常に素晴らしかったと評価し、「今はただただ心よりご冥福をお祈りします」と心からの追悼の意を示しました

山本浩二氏と外木場義郎氏の追悼コメントは、長嶋茂雄氏の偉大さと、彼が多くの選手に与えた影響を再確認させるものでした。長嶋氏の存在感やプレースタイルは、今も多くの若い選手たちの憧れの的です。対戦相手としての意義と、友人としての絆が見えるコメントからは、長嶋氏の人柄の良さが伝わります。
キーワード解説

  • ノーヒットノーランとは?:ノーヒットノーランは、野球において1試合を通じて相手チームにヒットを許さず、勝利することを意味します。非常に稀な記録であり、投手にとって大きな名誉です。
  • 打撃フォームとは?:打撃フォームは、野球選手がバットを持ってボールを打つ際の身体の構えや動きのことを指します。フォームが整っていることで、より良い打球を飛ばすことができ、選手の技術を支える重要な要素です。
  • キャラクターとは?:キャラクターとは、特定の人物や存在が持つ独特の性格や性質のことです。スポーツ選手も、そのプレースタイルや人柄によってファンに親しまれ、キャラクターが重要視されます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。