末次氏は「長嶋さんの後の打席に立てたこと、一緒に野球をやってこられたことに感謝しています
今は力が抜けてしまって…寂しいです」と心境を語りました
末次氏が最後に長嶋氏に会ったのは、2024年11月に開催された「ジャイアンツ・ファンフェスタ」でのこと
当時、長嶋氏は元気そうで安心したと振り返り、彼との再会を喜びました
現役時代の末次氏は、特に1976年6月8日の阪神戦での逆転サヨナラ満塁本塁打が印象に残っています
この瞬間、長嶋氏がホームベースよりも前に出て、両手を挙げて迎えてくれたことは今でも忘れられないとコメント
長嶋氏のプレッシャーに対する励ましは、彼がV9時代を生き抜く中での支えだったと述べました
しかし、長嶋氏が脳梗塞で倒れてからは、その後の対面機会が少なくなったと語りました
「頑張られている姿をテレビで見て勇気をもらっていました
大変なリハビリを乗り越えた精神力がすごい」と、長嶋氏の勇気に感銘を受けていたことを明かしました
末次氏は最後に、長嶋氏のご冥福を心から祈りました
末次利光氏の追悼は、巨人軍における長嶋茂雄氏の影響力を改めて感じさせるものでした。長嶋氏は選手だけでなく、多くの人々に感動を与え続けた存在です。末次氏の言葉には、長嶋氏が持つ支えの力や人としての素晴らしさがしっかりと表現されており、その姿勢に多くの人が共感することでしょう。
キーワード解説
- V9とは?:V9とは、読売ジャイアンツが1965年から1969年にかけて達成した9連覇のことを指します。この期間、ジャイアンツは圧倒的な強さを誇っていました。
- 脳梗塞とは?:脳梗塞は、脳の血管が詰まることで起こる病気で、脳への血流が減少して脳細胞がダメージを受けます。症状には言語障害や手足の麻痺などが含まれます。

