巨人・代木大和投手、トミー・ジョン手術から復帰へ!ライブBPで順調な投球を披露

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昨年4月に「左肘内側側副じん帯再建術」(通称トミー・ジョン手術)を受けた巨人・代木大和投手が、6月4日、ジャイアンツ球場で術後2度目のライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板しました

ライブBPとは、投手が実際の試合に近い形で打者と対戦するトレーニング方法で、投手のイメージを実戦に近づける重要な練習です

この日は、大城元選手、亀田選手、荒巻選手の計6打席に対し投球し、全ての球をクイックモーション(速い動作でボールを投げるスタイル)で投じました

最初の2打席で四球を与えましたが、その後は三振3つと投ゴロで抑える結果となりました

代木選手の最速球は148キロを記録しました

代木選手は登板後、「2者連続のフォアボールを出したことは今後の課題だけど、そこから自分なりに工夫して意図したボールを投げられていた

修正できた部分をプラスに捉えています」と振り返りました

試合形式の練習を見守った3軍の大竹2軍投手コーチも、「最初は調子が合っていなかったが、最後の方ではカットボールやストレートの精度が上がり、良いボールが投げられていた」とコメント

その上で、「十分に投げられていると思います」と期待を寄せました

代木選手は、先月28日に行われた術後初のライブBPに続くこの日の登板を経て、「ブルペンで養えないものは実戦形式でこそ生まれると感じています

2回のライブBPを通じて、毎回課題を克服しているので、少しずつ実戦に向けて対応できているのかなと思います」と語り、実戦復帰を見据えています

代木大和投手の復帰までの道のりは非常に注目されています。トミー・ジョン手術からの回復は時間がかかることが多いですが、彼の順調な復帰状況はファンにとっても嬉しいニュースです。特にライブBPでの実戦形式の練習によって、自身の課題を克服しながら進んでいる姿勢は、多くの選手にも良い刺激となるでしょう。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?:トミー・ジョン手術は、肘の内側にある靭帯を再建する外科手術で、多くの野球選手が肘を痛めた際に受ける手術です。
  • ライブBPとは?:ライブBPは、実戦に近い状況で打者と対戦する練習で、投手が実戦感覚を取り戻すための重要な練習方法です。
  • クイックモーションとは?:クイックモーションは、投手が速い動作でボールを投げるスタイルで、特に盗塁を防ぐために使用されます。

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