中日・土生翔太が実戦登板も苦戦、ウエスタン・リーグで5回途中7失点

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◇7日 ウエスタン・リーグ 中日―広島(ナゴヤ球場) 中日の先発・土生翔太投手が久しぶりの実戦登板となりましたが、結果は芳しくなく、5回途中で7失点を喫しました

土生選手は今年5月31日に1軍に昇格したものの、実際の登板がなく、その後6月2日に出場選手登録を抹消されていました

前回の実戦は5月23日の広島戦で、当時は2番手として3イニングを無失点で抑える好投を見せていました

実戦での対応力欠如

今回の試合では、序盤から調子は悪くありませんでした

初回は3つの内野ゴロで三者凡退となり、2回も二つの四球を与えながらも、2死一、二塁の場面では打者の久保を中飛に打ち取るなど、直前のイニングで無失点で抑えました

しかし、4回目には先頭打者に四球を与え、その後ラミレスに初安打を許すと、1死二、三塁のピンチに追い込まれました

ここで山足の打球を遊ゴロに打ち取るものの、同点に追いつかれましたが、仲田を三振に仕留めることで最少失点に踏みとどまりました

5回での崩壊

しかし、5回目には一挙に失点を重ねる結果となりました

1死一、三塁から、佐藤啓に勝ち越しの適時打を許し、その後林に右翼越えの3ランを放たれ、計5失点を喫しました

そのため、土生選手は5回途中で交代

2番手のマルティネスも登板後に2点の適時打を許してしまいました

今後の課題

土生選手は、この試合で5安打を許し、さらに4つの四球を与えるなど、制球に課題が残りました

この結果は、復帰戦でのアピールには至らず、今後の登板に向けて改善すべき点が多く見受けられました

土生翔太選手の久しぶりの実戦登板は期待されましたが、結果は非常に厳しいものでした。特に5回に集中打を浴びたことは、今後の登板に向けて大きな課題として残ります。次回以降での挽回が期待されます。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:プロ野球の二軍選手が出場するリーグで、選手の成長や状態を確認する場です。
  • 四球とは?:投手が打者に対してストライク投球せず、3つのボールを投げた結果、打者が無料で一塁に進むことです。

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