ソフトバンクに敗北も、中日・山本泰寛が希少な奮闘を見せる

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◇6月5日 交流戦 ソフトバンク8-4中日(みずほペイペイドーム) 昨季のパ・リーグ王者・福岡ソフトバンクホークスに対し、中日ドラゴンズの内野手である山本泰寛選手が特筆すべき活躍を見せた

中日はこの試合でソフトバンクに圧倒され、特に先発投手が好投するソフトバンク投手陣を前に厳しい展開となった

山本の奮闘

試合は8点差を追いかける8回表、2死一、二塁の場面で山本が打席に立った

対戦相手の2番手・尾形投手が投じた初球、内角に来た速球を力強く引っ張って三塁線を抜ける二塁打を放った

この一打で、走者を2人迎え入れ、スコアを4-8に縮めることに成功し、ゼロ行進を止めた

山本選手は「球が速い投手

真っすぐを狙って、初球からいこうと思っていました」と語り、自身の打撃に自信を持っていた様子がうかがえる

また、試合の途中には先発投手・大関から左前打を放つなど、5月18日の巨人戦以来、今季5度目のマルチ安打を記録した

試合後の反省

しかし、彼の奮闘も「遅すぎた反撃」として捉えられ、山本は試合後に「(ソフトバンク投手陣に)リズムよく投げられてしまい、相手の攻撃もリズムよく打たれてしまった

このリズムを崩せるように今後やっていきたい」と悔しさを滲ませた

守備の役割

山本選手は開幕以来、主に二塁や遊撃のポジションを守っていたが、4日の試合では今季初の三塁で先発出場も果たした

「与えられたところでやるのが僕の役目」と語り、内野のあらゆるポジションでチームを支えている

この試合は中日ドラゴンズにとって非常に厳しいものでしたが、山本選手のような選手が活躍し続けることで、今後の試合に期待が持てます。チーム全体が緊張感を持って挑むことが必要ですが、山本選手の反省の言葉からも学び、成長していく姿が見えてきます。
キーワード解説

  • 内野手とは? baseball のポジションの一つで、内野に位置する選手を指します。通常は二塁、三塁、遊撃のポジションを担当し、守備と攻撃両面の役割を果たします。
  • 二塁打とは? 打球が二塁まで進んで得点できる打撃を指します。通常、ボールがフェンスに達するか、守備の隙をつくことで実現します。
  • リズムとは?野球において投手や打者が持つプレイの流れやタイミングを指します。良いリズムを保つことでパフォーマンスが向上します。

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