DeNA・筒香、地方球場での連敗を止める。三浦監督の通算300勝も達成

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◇交流戦 DeNA5―0楽天(2025年6月5日 郡山)横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智外野手(33)が、福島県郡山市で行われた楽天戦で決勝打を放ち、地方球場で続いていた連敗を8でストップさせた

2回に一死一塁の場面で、左中間に先制の二塁打を放ち、得点に貢献した

これにより、三浦大輔監督(51)の通算300勝も記録された

筒香は、ここ1か月間の不振から脱却し、3日に一軍に復帰して以降初の適時打を記録

試合では2本の二塁打を放ち、その打撃で首位を追走するチームを後押しした

「まだ完璧ではないが、ここ数日間いい状態を保っている」と充実の表情で語った

2回1死一塁では、滝中の4球目のシンカーを捉え、左中間最深部に二塁打を放ち、主導権を握った

7回1死でも会心の右越え二塁打を記録し、最終的には2安打1打点の活躍で三浦監督の記録を祝った

前回登場時のデータでは、19試合で打率は・115と低迷していたが、2軍での調整を経て復活の兆しを見せた

特に今回の調整では、下半身主導の重要性を再認識したとう筒香

これにより強打を復活させ、監督の信頼を取り戻した形だ

試合前には、DeNA初代監督であった中畑清氏から激励の言葉を受け、手応えを感じながらも恩師への感謝を語った

また、中畑氏が「親父」と慕う長嶋茂雄さんの死去に対しても敬意を表した

この試合によって、DeNAは今季最多タイの貯金6を記録し、再起に向けた良い兆候を示した

三浦監督は「勝利をもっと増やせるように頑張ります」と声を弾ませ、郡山の地を後にした

今回の試合では、筒香選手の復帰と活躍が際立った。地方球場での連敗を止めたことはチームにとって大きな意味を持つと同時に、復調の兆しを見せる筒香選手にも期待がかかる。三浦監督の通算300勝も、選手たちの頑張りの結果だといえる。今後の試合にも注目したい。
キーワード解説

  • 二塁打とは?野球で、バッターが一塁と二塁の間に止まり、二塁まで進むことを指します。相手チームにとってはランナーを進められる得点チャンスとなり、非常に重要なプレーです。
  • 下半身主導とは?野球の打撃や投球において、下半身の動きを中心にしてパフォーマンスを決定する考え方です。下半身の強さと安定性は、力強いスイングや投球を生み出す基盤となります。
  • 監督の通算勝利とは?プロ野球の監督が指揮した試合の中で、勝利した試合の数を指します。この勝利数は、その監督の経験や実力を示す重要な指標となります。

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