ソフトバンク・モイネロが18奪三振の球団新記録を樹立、ヤクルト戦での快投に注目

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◇交流戦 ソフトバンク2―3ヤクルト(2025年6月6日 神宮) 福岡ソフトバンクホークスのリバン・モイネロ投手(29)が6日、東京の神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズ戦において、先発として登板

特筆すべきは、彼が投じた117球の中で18個の三振を奪うという驚異的な成績を収め、球団の新記録を樹立したことだ

試合は、モイネロ投手が立ち上がりから絶好調で、3回までのアウトを全て三振で奪う圧巻のパフォーマンスを披露

最終的には8回を投げて3安打無失点という結果で、日本記録の19奪三振に迫る快投を見せた

しかし、試合は延長10回に突入した末、ソフトバンクが逆転負けを喫し、連勝が3で止まった

記録更新への道

モイネロ選手は、8回の投球終了時に自身の奪三振記録を更新したにも関わらず、「記録のことを知らなかった」と冷静に語り、シーズンを通じて健康でプレーすることの重要性を強調した

このように、自身の成績以上にチームの勝利を優先する姿勢が見られた

歴史に名を刻む

モイネロ選手が記録した18奪三振は、外人投手としては日本プロ野球史上最多記録で、08年に大場翔太が打ち立てた16奪三振も上回った

さらに、この試合では17個の空振り三振という新たな記録もあり、さまざまな文脈から見ても特筆すべき業績となった

モイネロ選手の成長と未来

モイネロ選手は2017年に育成選手としてソフトバンクに入団し、昨季に先発に転向

その際には最優秀防御率のタイトルを獲得するなど、確実に成長を遂げてきた

名投手を多く輩出しているキューバ出身ということで、彼のプレーは母国の後進にも大きな励みとなっていることでしょう

チームの連勝は止まったものの、モイネロ選手を中心とした先発陣は30イニング連続無失点という圧倒的なパフォーマンスを続けており、これからの試合でも引き続きその実力を発揮することが期待されている

リバン・モイネロ選手の18奪三振という記録は、彼のピッチャーとしての才能が発揮された瞬間でした。チームは逆転負けを喫したものの、モイネロ選手自身の成績は非常に素晴らしく、今後の試合でも彼のパフォーマンスに注目が集まります。記録のことを知らなかったという発言も、チームの勝利を重視する彼の性格を反映しています。
キーワード解説

  • 奪三振とは?:野球において、打者が三振することを指します。ピッチャーが投げた球に対して打者がバットを振って空振りした場合や、投球がストライクゾーン内を通過し、打者がバットを振らなかった場合にカウントされます。
  • 防御率とは?:投手が与えた自責点を投球回数で割り、9倍して算出される指標で、投手の安定性を測る重要な要素です。
  • 先発投手とは?:試合の開始からマウンドに上がる投手を指し、チームにとって重要な役割を果たします。
  • 交流戦とは?:日本プロ野球において、セントラルリーグとパシフィックリーグのチームが対戦する試合を指します。

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