亡き終身名誉監督・長嶋茂雄さんに勝利を捧げることはできなかった
試合の流れと赤星の投球内容
赤星は、自己最多タイとなる5勝目を狙う中、初回と2回は三者凡退でのスタートを切り、好調な滑り出しを見せたしかし、5回に訪れたピンチでは小郷に二塁打を打たれ、その後も二死二、三塁の場面からハワードと中島を連続で打ち取るなど、粘り強い投球を展開した
失点の瞬間
しかし、0―0で迎えた6回、二死走者なしの場面で浅村に対し129キロの変化球を投げ、先制のソロホームランを浴びてしまったこの瞬間、赤星は唇を噛むなど、悔しさをにじませる場面があった
降板と今後の課題
7回には再び小郷と宗山に連打を許し、無死二、三塁のピンチを背負ったところで、阿部監督がマウンドに向かい交代を告げた赤星は帽子を取り、敬意を表して降板した
試合後、赤星は自身の投球を振り返り、「ストライク、空振りがほしい場面で簡単に見逃されていたので、これから精度を上げていかないといけない」と淡々と胸の内を明かした
チーフコーチの杉内投手は、「先発としては十分やっていますが、さらにワンランク上に行くためには、あそこで抑えられる投手になってほしい」と期待を寄せた
今回の試合は、赤星選手の力強い投球と同時に、打線からの援護が不足していたことが敗因となった。特に、先制点を許したシーンは、対戦チームの選手にとってもチャンスを掴む重要な瞬間となった。今後の成長が期待される中で、赤星選手にはさらなる精度向上が求められる。
キーワード解説
- 球数とは?
- 変化球とは?
- 三者凡退とは?

