交流戦初戦は2023年から3連敗となり、天国の長嶋茂雄さんへ勝利をささげることはできなかった
阿部慎之助監督(46)は、先発左腕の井上選手が3回までに5点を失ったことを受けて「うん、もう見ての通りだと思うよ」と発言
特に、ボールのコントロールについて「そうだね、うん
スライダーがちょっと操れてなかった」と悔やんだ
試合に先立ち、8回には3点を挙げた打線について「3点が今MAXじゃないかな、取れてね」と控えめなコメントを残した
長嶋茂雄さんは前日3日、肺炎のため89歳で死去
試合前には黙とうが行われ、半旗が掲げられていた
また、阿部監督や選手たちはユニフォームの袖に喪章を付けて試合に臨んだ
「勝ってね、いい報告をすることしかできないんでっていうのはね、選手にも言ったし、みんな頑張ってるんだろうけどね
結果出ない人は、しっかり自分でね、現実を受け止めてやってほしいなと思います」と、多くの期待を背負ったみなしながらも無念の表情を浮かべた
前日の3日は雨天中止となり、井上はプロ初のスライド登板を果たした
しかし、2回には山本選手から4号ソロ、藤岡選手から3号2ランを被弾し、3点を先制される結果に
3回にも岡選手や藤岡選手に連続で適時打を許し、計5点を失った
巨人打線は、相手先発の石川選手を攻略できずに7回を散発3安打無得点に終わった
石川が降板した8回には、増田選手の四球、門脇選手と泉口選手の連打で無死満塁のチャンスをつかむも、キャベッジ選手の右前2点適時打と吉川選手の中犠飛で3点を返したが、反撃もそこまでだった
この試合は巨人にとって非常に厳しい結果となり、特に先発の井上選手への負担が大きかったことがわかります。反撃の兆しもあったものの、序盤の失点が響き、長嶋茂雄さんへの勝利を捧げることができなかったのが残念です。選手たちの頑張りは感じるものの、結果を出せない場面も多く、今後の試合に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 交流戦とは?:日本プロ野球において、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別な大会で、通常のリーグ戦とは異なる試合が行われるイベント。
- スライダーとは?:野球の変化球の一種で、投手が投げる際の手首の使い方でボールが横に曲がる特性を持つ。主に打者を翻弄するために用いる。
- 黙とうとは?:誰かの死を悼むために、数秒間静かに立っていること。試合前には亡くなった人の冥福を祈るために行われることが一般的。

