井上投手は試合開始から初回、立ち上がりこそ打者3人を内野ゴロで打ち取る上々のスタートを切ったものの、2回表には先頭打者の山本選手に対して126キロのスライダーを右翼席に運ばれ、先制点を献上
その後、無死一塁の場面で藤岡選手にも2ランホームランを浴び、自己ワーストの1イニング2被弾という厳しい状況に陥りました
続く3回には二死一、三塁の局面で岡選手、藤岡選手に連続して適時打を許し、さらなる2点を失い、試合はこの時点で0-5となりました
ベンチからは阿部監督が厳しい表情でマウンドを見守っていました
試合当日、井上投手は、前日に亡くなった長嶋終身名誉監督を偲んで右袖に喪章をつけて登板
彼がミスター(長嶋監督の愛称)から学んだことを試合で表現したいと思っていたため、序盤の5失点は非常に重い結果だったと言えるでしょう
しかし、その後は持ち直し、4回以降は無失点で抑える投球を見せました
最終的に井上投手は7回を投げ、111球を投じたところで降板となりました
今回の試合で井上温大投手は、序盤の5失点が痛手となったものの、その後の投球で持ち直した点は評価できる。しかし、プロとしてはもちろん、同じようなミスを繰り返すことは避けなければならない。今後の試合に向けて、しっかりと改善点を見つけ出していく必要がある。
キーワード解説
- スライダーとは?:スライダーは、投球技術の一種で、投手がボールを手の甲で押し出すように投げることで、ボールが横に変化する球種です。
- ホームランとは?:ホームランは、打者がボールをスタンドに飛ばすことで、得点を決める最も豪快な方法の一つです。

