阪神・西勇輝投手が約2カ月ぶり実戦復帰:快投で良好な回復をアピール

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇ウエスタン・リーグ 阪神10―2くふうハヤテ(2025年6月5日 日鉄鋼板SGLスタジアム) 阪神タイガースの西勇輝投手(34)は、6月5日に行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦で実戦復帰を果たしました

西投手は、約2カ月間のブランクを経て、試合に臨みましたが、1回1安打無失点と素晴らしい投球を見せました

登板内容

この日、西投手は2番手として6回からマウンドに上がりました

初球は内野安打を許しましたが、すぐに立て直し、無死1塁の状況から野口選手を空三振に斬りました

続いて、130キロのスライダーで張選手を遊飛、最後は西川選手を低めの変化球で空振り三振に仕留めるという見事なテンポでアウトを重ねました

怪我からの復帰

西投手は、右膝の「内側側副じん帯の変性」のため、4月12日の中日戦での投球後、約2カ月にわたって2軍での調整を続けていました

自身の状態について「良かった

無事に投げれて良かった」と話し、慢性的な疲労からの回復を要する時期であったと振り返りました

次なる目標

試合後のブルペンでは約80球を投げ込むなど、順調な回復を示しました

プロ17年目で初めての大きな負傷に苦しんだ西投手ですが、「チームが戦っている中で自分も苦しいですけど前向きに練習していきたい」とコメントし、1軍復帰に向けた意欲を示しました

西投手の復帰は、多くの阪神ファンにとっても待望のニュースです。彼はチームの主力投手の一人であり、その実力を再び1軍で見ることができる可能性が高まるのは、チームにとっても大きなプラスとなります。怪我から戻った選手がどれほどのパフォーマンスを見せるか、今後の展開に注目です。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:日本のプロ野球における二軍リーグのひとつで、選手の調整や若手の育成を目的としたリーグです。
  • 内側側副じん帯の変性とは?:膝の内側にあるじん帯が損傷または変性することを指し、動作時に痛みや不安定感を引き起こすことがあります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。