試合は0-0のまま延長戦に突入
10回裏1死満塁の場面で、木浪聖也内野手(30)が一塁線を抜くサヨナラ打を放ち、勝利を決定づけた
これにより、阪神はオリックス戦の通算成績を34勝33敗1分となり、今季の貯金も12とした
阪神の先発投手、村上頌樹(26)は6回まで無安打無失点という素晴らしい投球を見せた
7回には紅林に中前打を許し、その後頓宮に四球を与えたが、杉本を遊ゴロ併殺打に仕留めピンチを脱出
8回には2安打を許すものの、無失点でリリーフにバトンタッチした
また、この日出場選手登録された小幡竜平内野手(24)は、5月11日以来の1軍先発で、守備面でも村上をしっかり支えた
3回には遊撃後方への飛球を好捕し、7回には併殺打を処理
チーム全体を盛り立てた
一方の打線は、オリックス先発・東に6回1死までパーフェクトに抑えられたが、9番の村上の内野安打で無安打無得点を阻止することに成功した
しかし、試合運びは厳しく、9回表には石井大智投手(27)がアクシデントに見舞われ、頭部に打球を受けてマウンドから退場
球場は緊張した雰囲気に包まれたが、緊急登板した湯浅克己(25)が無失点で抑えた
迎えた10回裏、佐藤輝明内野手(26)が四球で出塁、大山悠輔内野手(30)の左前打、さらに犠打と申告敬遠で1死満塁となり、最後は木浪がサヨナラ打を放つという感動の結末となった
今回の試合は、阪神とオリックスの熾烈な戦いが見られました。特に、阪神の村上投手の無安打無失点投球と、木浪選手のサヨナラ打は、大きな盛り上がりを生みました。逆境を乗り越える姿勢やチームの絆がろうばい、観客を魅了する試合となったことが感じられました。
キーワード解説
- サヨナラ打とは?試合が同点の状態で、最後に打った選手の打撃によって勝利が決まる打撃のことを指します。
- 無安打無失点とは?試合中に打者がヒットを打たれず、点も取られない状態のことを指します。
- アクシデントとは?予期せぬ出来事や事故のことを言います。スポーツでは選手の怪我などが代表的です。

