阪神岡田顧問、投手交代制度に疑問を呈する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 「日本ハム-阪神」(5日、エスコンフィールド)で、阪神の岡田彰布オーナー付顧問がBS朝日の中継にて解説を行った

その中で、岡田顧問は日本ハムの先発投手・細野が五回にKOされた際、プロ野球の現行の投手交代制度に対する疑問を表明した

 細野が交代する際、投手コーチがマウンドに向かう様子を見て、岡田顧問は「みんないかんくなったよね」とつぶやき、投手交代時の監督の役割についての話題に移った

彼自身は、阪神監督時代に投手コーチにこの任務を任せており、その理由を「打たれているピッチャーには監督が来てほしくない心理がある」と深く考えていることから来ていると説明した

 今年1月の監督会議においては、試合時間短縮を目的に監督がマウンドに行くことが義務化されていることが確認されていた

岡田顧問は、「俺が監督辞めてから言ったみたいよね

アジアでは日本だけの制度

これが良いか悪いかは分からない」と強調し、「メジャーに合わせるのは、なんかおかしいよね」と語り、その制度が持つ意味について疑問を呈した

 岡田顧問はさらに、球審が新庄監督にボールを手渡そうとした場面には厳しい言い回しで言及し、「そうなるって」と語気を強めた

また、マウンドに自ら向かうのは「発奮の時だけ」とした上で、特定の状況についても言及していた

今回の岡田顧問の発言は、プロ野球のルールに対する率直な意見を反映したものです。特に投手心理に配慮した彼の見解は、多くのファンや選手にも響くことでしょう。これによって今後の制度改正に繋がっていく可能性も感じられます。
キーワード解説

  • 投手交代制度とは?プロ野球において、投手を交代する際に監督が行う役割やルールのこと。これまでの制度に基づいて監督も投手交代をする義務が課されるようになった。
  • 短縮試合時間とは?試合を持続可能に運営するために、極力時間を短縮すること。特に投手交代の際のルール変更はその一環とされている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。