阪神、連勝ストップ – 新庄日本ハムとの接戦で敗れる

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<日本ハム5-4阪神>◇4日◇エスコンフィールド 阪神タイガースの連勝が「4」で止まった

先勝で迎えた新庄日本ハムとの2戦目は、両チームで5本の本塁打が飛び交う空中戦となった

地元に凱旋(がいせん)した先発・門別啓人投手(20)は、4回で4失点とゲームを作ることに失敗

2点を追う5回には、2番手として右腕の工藤泰成投手(23)を投入したが、工藤は2回で1失点を記録し、リードを広げられてしまった

さらに7回からは、同じく右腕のニック・ネルソン投手(29)が登板したものの、レイエスと郡司を打ち取った後、伏見と万波に連打を許す不安定なピッチングを展開

ネルソンが何とか石井を空振り三振に仕留めたが、打線は8回に佐藤輝明選手の15号2ランで1点差に詰め寄るのが精いっぱいだった

試合後、藤川球児監督(44)は「(門別を)つないだ工藤ですね

やっぱり右のリリーフが足りない

ゲームの中では非常に大事なところですから

もう少し考えていかなければいけない」と振り返った

一方、8回に登板した左腕・桐敷は、左上肢の筋疲労から復帰後初のマウンドで3者凡退の好投を披露

藤川監督は「左投手は十分足りています

工藤やネルソンもそれぞれ必要なことを学んで、チームとして強くなってくれることを期待しています」と語った

阪神のネルソン選手は、「ゼロで抑えられたことはうれしいですが、(2死から)ヒットを2本許してしまったのが悔やまれます」と反省の弁を述べた

今回の試合では、阪神の若手投手たちが試練に直面した一方で、新庄日本ハムの打線が活発だったことが際立った。特に、先発投手の成績がゲームメークに影響を与えた点が注目される。今後、阪神の投手陣がいかに成長するかがポイントになりそうだ。
キーワード解説

  • 凱旋(がいせん)とは? 選手が地元で試合を行うことを指す言葉で、地域のファンに応援されながらプレーする特別な意味を持ちます。
  • リリーフとは? 先発投手が投げ終わった後に登板する投手のことで、試合を通じてチームの勝利を目指す重要な役割を果たします。
  • ピッチングとは? 投手がボールを打者に投げることを指し、その技術や戦略は試合の結果に大きな影響を与えます。

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