オリックス・東晃平、阪神戦でノーヒットを達成直前に内野安打を許す

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<日本生命セ・パ交流戦:阪神-オリックス>◇6日◇甲子園 オリックスの先発投手、東晃平(25)が阪神との交流戦で素晴らしいピッチングを披露しました

東は5回までノーヒットノーランを続ける圧倒的な投球を見せましたが、6回に阪神の村上頌樹に内野安打を許し、無安打の記録が途切れてしまいました

今季3度目の先発となった東は、最速152キロの直球を中心に、カットボール、スライダー、チェンジアップと多彩な変化球を駆使して、5回までに2つの四球と4つの奪三振を記録しました

両チームの投手が好投を続ける中、試合は0-0という緊迫した状態が続きました

6回、1死の場面で村上選手を2球で追い込みましたが、カウント2-2から投じた7球目の高めの直球が三遊間へ打たれ、オリックスの三塁手、広岡大志(28)のグラブを弾いてしまいました

この時点で、東のノーヒットノーランは崩れ、試合初めてHランプが点灯しました

東は昨年8月に右肘の手術を受けており、復帰後の6月15日のヤクルト戦以降、勝ち星がありませんでした

甲子園では昨年の日本シリーズ第3戦で5回5安打1失点の成績を残し、球団初の育成出身選手として日本シリーズの勝利投手になったことでも知られています

今回の試合では、オリックスの東投手が素晴らしいピッチングを見せたものの、最後の最後に内野安打を許し、ノーヒットノーランが途切れました。先発投手としての責任を果たしながらも、勝ち星に恵まれない状況が続いているため、次回の登板での奮起を期待します。
キーワード解説

  • ノーヒットノーランとは?:ノーヒットノーランは、試合中に相手チームが1本もヒットを打てない状態を指します。投手がこの成績を達成するのは非常に難しく、特に野球界では名誉ある記録とされています。
  • 奪三振とは?:奪三振は、投手が三振を取ることを指します。打者が投球を振り遅れたり、球がストライクゾーンを外れた際に三振になります。奪三振数が多い投手は、その投球力が高いことを示しています。
  • 育成選手とは?:育成選手は、プロ野球チームにおいて育成契約を結ばれた選手のことです。通常の選手と比べて契約内容が異なり、育成選手はチームの一員として成長することを目指しています。

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