試合は0–0で進む中、7回1死満塁の場面でフルカウントから2番の田中選手が豪快に右犠飛を放ち、均衡を破った
続く8回には4番手・木村選手の直球を捉えたボスラー選手が、この試合の3号ソロとなる一発を右翼スタンド中段に叩き込んだ
さらに続く2死一、二塁では、代打のブライト選手が138キロの変化球を右翼線に運ぶ適時二塁打を放ち、貴重な追加点を挙げた
先発・松葉の力投とチームの結束
先発投手の松葉選手は7回を投げ、6安打無失点の素晴らしい成績を残し、今季6勝目を手にした試合中、7回の打席で左手の甲に死球を受けて交代したが、8回以降は清水選手や松山選手が続き、無失点リレーを築いた
これにより、井上監督の言う「全員野球」が試合の中で具現化され、チーム全体の士気が高まった
井上監督のコメント
試合後、井上監督は「決して楽ではなかった3連敗を経てホームで出直すぞという心持ちがあった
全員野球の真髄が見られ、水を得た魚のように選手たちが力を発揮した」と述べた
このコメントからは、監督自身が選手に対する信頼を持ち続けていることが伺える
負傷の松葉選手の状態
松葉選手は死球を受けた左手甲をテーピングで圧迫しており、状態がどうなるかは明日の様子を見て判断するとのことこのように、選手の健康管理も監督の重要な仕事となっている
次戦に向けた意気込み
10日から始まる楽天、西武とのビジター6連戦に向けて、今回の勝利が良い弾みとなることが期待される井上監督は、チーム全体の精神力と技術向上を強調しており、次の試合への準備も念入りに行っている
今回の試合で中日が見せた強さは単に打撃や投球にとどまらず、選手全体の結束力と監督の指導力が融合した結果だと感じます。井上監督の言葉からも、チームの団結を大切にしている姿勢がうかがえます。次の試合でも彼らの連勝が続くことを期待しています。
キーワード解説
- 全員野球とは？選手一人一人がチームのために役割を果たし、個の力だけでなく団結力を重視するプレースタイルを指します。
- 犠牲フライとは？外野に打たれた打球がフライアウトになり、ランナーが次のベースに進むことを目的とした戦術のことです。
- 適時打とは？ランナーがいる状況で、打者が打球をヒットさせることで得点につなげることができる打撃を指します。
