彼の告別式が8日、東京都内の桐ケ谷斎場にて執り行われ、多くの著名人が参列しました
特に、盟友である王貞治氏(85歳)や巨人OB会長の中畑清氏(71歳)、さらにはまな弟子の松井秀喜氏(50歳)などが集まり、それぞれが弔辞を読み上げ、長嶋さんとの思い出を語りました
告別式には元巨人選手や関係者を含む96人が参列し、約1時間半にわたり故人を偲びました
長嶋さんの死去を受けた巨人は、前日行われた楽天戦において5-0の勝利を収め、彼に白星を捧げる形となりました
なお、後日お別れの会も計画されているとのことです
堀内恒夫氏の弔辞が印象的
通夜となる7日には、元巨人監督でスポーツ報知の評論家である堀内恒夫氏(77歳)が弔辞を担当しました堀内氏は巨人の「V9」(9連覇)を共に成し遂げた選手として、長嶋さんとの絆を深く語りました
「60年の野球人生の中で、常に長嶋さんがいて導いてくれた」と述べ、長嶋氏を失ったことに対する喪失感を表現しました
思い出のエピソード
堀内氏は、長嶋さんが仲人を務めた結婚式のエピソードを披露し、その際の笑い話も交えました「質問が長嶋さんと奥様に集中し、誰の結婚式かわからなくなるほど慌ただしかったこともあった」と振り返りました
最後には、「『巨人軍は永久に不滅です』と長嶋さんはおっしゃいました
長嶋茂雄という名前も不滅です」と締めくくりました
巨人軍への願い
堀内氏は長嶋さんにとっての一番の苦手、三振やフォアボールについても言及し、「それを巨人軍に注入してもらいたい」と願いを寄せました失った導き手を思い、これからの巨人の道を見守ってくれることを願っていました
長嶋茂雄氏の告別式は、多くの著名人が集い、彼への深い敬意が表された感動的なものでした。悼みつつも、長嶋さんの功績を振り返る場となり、多くの人々の心に残る一日となったことでしょう。
キーワード解説
- 長嶋茂雄とは?:日本のプロ野球界における伝説的な選手・監督で、巨人軍の終身名誉監督として広く知られています。チームの「V9」時代をはじめ、数々の功績を残しました。
- V9とは?:巨人軍が1965年から1973年にかけて達成したプロ野球日本一の9連覇のこと。日本のプロ野球史において非常に重要な出来事のひとつです。
- 弔辞とは?:故人を偲び、個人の功績や思い出を語る挨拶のこと。特に葬儀や告別式において行われます。

