これにより、ファーム(マイナーリーグ)で過ごす選手たちにとっては、昇格のチャンスが広がっている
特に、前年から一軍出場がない選手にとっては、何としてでも昇格を果たしたいという強い思いがある
今回は、昨季から一軍出場がないパシフィック・リーグの選手、阪口樂(はんぐんがく)を紹介する
阪口樂(北海道日本ハムファイターズ)
投打:右投左打身長/体重:187cm/97kg
生年月日:2003年6月24日
経歴:岐阜第一高・ドラフト:2021年ドラフト4位阪口樂は、2021年のドラフトで北海道日本ハムファイターズから指名を受けた内野手
高卒1年目には一軍の舞台を経験し、3試合でプロ初安打を記録した
しかし、その後は一軍出場がなく、昨季はファームで101試合に出場し、11本塁打をマークしたものの、打率.196と確実性の欠如が目立つ結果となった
特に、試合数を上回る120三振を記録しており、この点が昇格の障害となっている
今シーズンも開幕から二軍暮らしが続き、29試合の出場で打率.143、1本塁打、5打点という寂しい成績が並ぶ
阪口は一塁や外野を守るポジションでプレーするため、高いミート力が求められる
今後、彼が一軍昇格を果たすためには、より安定した打撃力を身につけることが不可欠だ
阪口樂選手の現状を知ると、プロ野球選手としての厳しさを実感します。特に一軍出場がない選手には、焦りもあると思います。ただ、阪口選手の持つ力を信じて、今後の成長を期待したいですね。
キーワード解説
- ファームとは?プロ野球におけるファーム、またはマイナーリーグとは、一軍に上がるための選手たちがプレーする下部組織のことを指します。ここでは選手が技術を磨き、一軍昇格を目指します。
- ミート力とは?ミート力とは、バットとボールがうまく当たる能力のことで、これが高ければ高いほど多くのヒットを打つことができます。特にプロの世界では非常に重要なスキルとされています。

