試合は0-0のまま進行していた3回裏、1死の場面で藤原は巨人先発の山崎が投じた87キロのスローカーブを完璧に捉えた
このスローカーブは、通常の速球に比べて圧倒的に遅く、打者にとってはタイミングを合わせるのが難しい球種であり、特に他の球種をかわすために投手が使用する「魔球」とも呼ばれる
高めに飛び上がった藤原の打球は、ロッテファンが詰めかけた右翼ポール際へと運ばれ、スタンドイン
試合を通じて強風が吹いていたが、それにもかかわらず藤原は「打った瞬間の感触も良かった
風もあったので、どうかなと思いましたが入ってくれて良かった」と振り返った
彼のこの本塁打は、5月21日のオリックス戦以来、約10試合ぶりの一発であり、自身の本拠地ZOZOマリンでは、昨年8月の西武戦以来となる本塁打でもあった
このような大きな打席が勝利につながることは、選手にとっての自信にもつながる
ロッテの藤原選手が放ったスローボールに対する本塁打は、技術とタイミングの重要性を再確認させるものです。このような場面でスローボールを捉えられる選手は、やはり特別な打撃センスを持っていると言えます。今後の試合でも、この調子を維持し続けてほしいですね。
キーワード解説
- スローボールとは?:スローボールは、投手が通常の速球よりも大幅に遅い速度で投げる球種のことです。この球種は、打者にタイミングを合わせさせにくくするために使われます。
- 本塁打とは?:本塁打は、打球がフェンスを越え、バッターが一周して得点につながるプレーです。特に、試合の流れを変える重要な要素とされています。
- 強風とは?:強風は、通常よりも速い風のことを指します。風の強さは、野球の試合などでボールの飛距離や打球の方向に大きな影響を与えることがあります。

