周東は「1番・中堅」として出場し、第1打席では逆方向にフェンス直撃の二塁打を放つなど好調なスタートを切っていましたが、次の打席では思わぬ事態に見舞われました
第2打席、周東は一死一、二塁の好機で打席に立ちましたが、3球目に巨人投手の井上から投じられた直球が頭部付近に抜け、ヘルメットのつばに直撃
周東はその場に倒れ込み、一瞬の静寂が球場に広がりました
周東はその後、味方の捕手甲斐の声かけに「大丈夫」と反応し、トレーナーや小久保監督が駆け寄る中で平然とした表情を見せながらも、無事にベンチへと戻りました
しかし、この際、球場は音声トラブルが発生しており、アナウンスがなされていなかったため、周囲からは悲鳴が上がっていました
周東が再びベンチに帰ると、球場からは温かい歓声が上がり、試合は再開
周東が倒れた際、得点のチャンスが高まる一死満塁だったものの、井上が危険球退場となった後に登板した山田に対し、今宮が併殺打に倒れ、結局得点には至りませんでした
今回の周東選手の死球は、応援していたファンにとっては非常に怖い瞬間であったでしょう。頭部への影響は大きく、選手の安全が最優先です。周東選手がすぐにプレーに復帰できたことは安堵しましたが、今後も選手たちの健康に対する配慮が求められます。
キーワード解説
- 死球とは?:野球において投球が打者に当たることを指します。特に頭部や顔に当たると危険で、選手の健康に影響を及ぼすことがあるため注意が必要です。
- 直球とは?:投手が投じる球種の一つで、スピードが速く、変化が少ないため打者にとっては攻撃的な球とされています。
- 併殺打とは?:打者が一度の打席で二つのアウトを稼がれる状況です。主に内野手が巧妙にボールを処理することで成立します。

