上村知輝投手、NPB入りへの挑戦を続ける理由とは?

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大卒4年目の上村知輝、NPB入りを目指す挑戦の新たな一歩

プロ野球のイースタン・リーグで活躍するオイシックスの上村知輝投手が、挑戦を続ける理由について語った

昨季、ウエスタンリーグで21セーブを挙げてタイトルを獲得するも、秋のドラフトでは12球団から指名されなかった上村投手

彼は自身の心境を「もうダメかと思っていた」と振り返る

大学卒業からの3年間、上村は創価大学での出場機会が少なく、厳しい状況に直面していた

しかし、イースタンリーグでの活躍により、再び挑戦の道が開かれた

上村投手は「ドラフトで名前が呼ばれなかった時は、現役続行を真剣に考えました

しかし、野間口貴彦ヘッドコーチに「まだあきらめる年ではない」と教えてもらい、再度挑む決意をしました」と語る

現在、上村投手はリリーフ投手としてリーグ新記録ペースでセーブを重ねる中、周囲からの支援を受けながら成長を続けている

特に彼のアンダースローの投球フォームは、伝統的な上からの投球とは異なり、変則的なスタイルが魅力である

今年3月に25歳になった上村にとって、年齢が上がるにつれてドラフト指名が難しくなる現実がある

だが、変則投手の需要もあるため、今後の可能性を信じて取り組む姿勢は彼の強みである

そのため、同じく変則フォームの下川隼佑投手のヤクルトからの育成3位指名も刺激となり、上村は「年齢は数字でしかない」と自らに言い聞かせ、挑戦を続けるつもりでいる

上村知輝投手の挑戦は、単にプロ野球選手になることだけでなく、自らの可能性を信じ続ける姿勢にも表れています。過去の苦悩や挫折を経た今、年齢の壁を乗り越えようとする彼の姿勢は多くの人に勇気を与えるでしょう。
キーワード解説

  • NPB(日本プロ野球)とは?日本のプロ野球リーグで、12チームからなり、高い競技レベルで知られています。
  • ドラフトとは?選手の選考方法で、各球団が若手選手を指名して契約する制度です。
  • アンダースローとは?投手が投球時に横から腕を振って投げるフォームで、ボールの軌道が変則的になる特徴があります。

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