中京大学が近大を零封、秋山選手が打撃で存在感を示す

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◇第74回全日本大学野球選手権2回戦 中京大5―0近大(2025年6月11日 東京D) 全日本大学野球選手権の2回戦が11日に東京ドームで行われ、中京大学が近畿大学に対して完封勝利を収め、2大会連続での8強入りを決めました

この試合では、強打の左打ち外野手・秋山俊選手(4年)が2安打1打点と目覚ましい活躍を見せました

秋山選手の活躍

秋山選手は3回に2死無走者の場面で左前打を放つと、5回には2死一塁の場面で中越えの適時三塁打を記録しました

「いい形で、いい対応ができた

この大会にかける思いが強かったので、やるべきことをやる中で結果につながっていることがいいのかなと思います」と試合後のインタビューで語りました

視察するスカウトの評価

秋山選手は、この大会での打撃力を見せつけ、プロ入りの可能性を高めています

10人態勢で視察に来ていた阪神の筒井和也スカウトは「この春は打撃の調子を上げていたし、投手や舞台が変わっても結果を残せることは非常に重要

この大会で非常に評価を上げたと思います」と、その評価を高めました

秋山選手のプロフィール

秋山俊選手
生年月日:
2003年4月20日
出身地:
北海道登別市
身長:
1メートル80センチ
体重:
86キロ
投打:
右投げ左打ち
小学校1年生から野球を始め、投手や遊撃手としてもプレー

仙台育英高校では、1年秋から背番号6でベンチ入りし、2年秋からは背番号8を与えられています

中京大学では1年春からリーグ戦に出場し、4年春には4本塁打を記録し、本塁打王に輝いています

今回の試合は中京大学にとって特に意義深いものでした。秋山選手のような若手選手が活躍することで、今後のプロ入りが期待される一方、チーム全体の士気も高まるでしょう。しかし、今後の試合でも同様のパフォーマンスを維持できるかが鍵となりそうです。
キーワード解説

  • 適時三塁打とは?試合の流れを変える打撃の一形態で、特に二塁走者を三塁まで進められるため、得点の機会を広げる重要なプレーです。
  • 視察とは?プロのスカウトやコーチが選手の実力を見極めるために試合や練習を観察する行為で、選手の将来を大きく左右します。
  • プロ注目とは?選手がプロリーグへの参加の可能性を示唆されるような優れたパフォーマンスをしていることを意味します。

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