中日・祖父江大輔投手が通算500登板を達成
2025年6月11日、楽天モバイルスタジアムにて行われたプロ野球交流戦で、中日の祖父江大輔投手(34)が通算500登板を達成したこの偉業はプロ野球史上112人目となる特別な出来事であり、彼の活躍が多くのファンに祝福された
試合の詳細と祖父江選手のパフォーマンス
この日の試合は、中日が4点リードで迎えた8回裏に祖父江が4番手投手としてマウンドに上がった試合の立場上、リリーフ投手は先発投手が降板した後に登板し、特に試合の終盤で重要な役割を果たす
祖父江は先頭バッターの村林に中前安打を許したものの、続くゴンザレスには148キロの直球で左飛に仕留める
宗山にもヒットを打たれ、一死一、二塁のピンチを迎えたが、8番・辰己の中前適時打を許した後、代打・鈴木を二ゴロ併殺打に仕留め、最後まで踏ん張った
祖父江のキャリアと節目
祖父江選手は、愛知高、愛知大学、トヨタ自動車を経て2014年にドラフト5位で中日ドラゴンズに入団する入団1年目から54試合に登板し、防御率3.53という数字を残した
その後も強力なブルペンを支える重要な選手としての地位を確立
2020年には新型コロナウイルスの影響で短縮シーズンとなる中、54試合に登板し、30ホールドポイント(2勝、28ホールド)を挙げ、最優秀中継ぎ投手のタイトルも獲得した
通算成績
| 登板数 | 勝利 | 敗北 | ホールド | セーブ | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 500 | 17 | 27 | 136 | 12 | 3.02 |
キーワード解説
- 通算500登板とは?:選手がプロキャリアの中でマウンドに立った回数の合計が500回であることを指します。この数字は、投手としての安定性や長寿を示す重要な指標です。
- ブルペンとは?:試合中に投手がスタンバイするエリアのことを指し、リリーフ投手(中継ぎや抑え投手)がここで準備を整えます。試合の流れに応じて、必要なタイミングでマウンドに上がります。
- ホールドポイントとは?:リリーフピッチャーが試合で勝利に結びつくように登板し、なおかつ自チームがその後勝つことによって得られるポイントです。安定した中継ぎ投手にとって重要な成績です。

