この試合はロッテにとって交流戦2カード目の勝利となり、成績を4勝4敗の五分に戻した
決勝点をもたらしたのは、藤原選手の“神スライディング”だった
7回無死三塁の場面で、寺地選手が投手強襲の打球を放った
その瞬間、藤原選手は本塁へ突入
ヘッドスライディングを決行し、自らの体を捻りながら捕手・坂倉選手のタッチをかわしたのだ
結果として、藤原選手は左腕を挙げてタッチを避け、そのままホームベースに触れることに成功した
藤原選手は試合後、「滑り出したときにボールが来ていたので、確実にアウトだと思った」と語り、反射的にタッチをかわした瞬間の判断力についても説明した
また、ライナー性の打球だったため、初めは三塁へ戻ろうとしていたが、瞬時にボールがこぼれたのを見てスタートを切ったという
「実は大塚さん(三塁ベースコーチ)にストップって言われていたんですけど…
気持ちが乗って行っちゃった
反省です」と、藤原選手
しかし、結果的にはそのプレーが決勝点をもたらし、彼の“神がかり”なスライディングはチームを勝利に導いた
今回の試合では、藤原選手の“神スライディング”が大きな話題となりました。瞬時の判断力や体の柔軟性が求められるこのプレーは、選手としての技術の高さを証明しています。特に、スライディングの際に捕手のタッチをかわす技術は非常に難しいもので、多くの選手が逃す場面です。このようなプレーができる選手は、チームにとって非常に貴重です。
キーワード解説
- 神スライディングとは?:神スライディングとは、野球における非常に技巧的なスライディングを指します。選手が本塁に突入する際、捕手のタッチを逃れるために瞬時の判断に基づいて行動し、アウトを回避することを意味します。
- 交流戦とは?:交流戦とは、プロ野球においてセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別な試合を指します。この試合は通常シーズンの途中に行われ、各チームが普段対戦しない相手と戦う貴重な機会となります。
- ヘッドスライディングとは?:ヘッドスライディングは、選手が本塁や次の塁に進む際に、体を前に倒して頭から滑り込む技術です。このスライディングは、タッチを避けるだけでなく、より早く塁に到達するための方法としても用いられます。

