3年前のヤクルトとの対戦で経験した悔しさをバネに、第2のチャンスを掴んだ
22年5月24日と25日の対戦で、北山は2試合連続でサヨナラ被弾という苦い経験があったが、今回は圧巻のリベンジを果たした
圧巻の投球内容
試合開始早々、北山は味方の失策によって1失点を許すも、決してパフォーマンスが崩れることはなかった最速153キロの直球と新たにマスターした落差の少ないフォークボールを巧みに駆使し、以降は安打を3本に抑えた
彼は自己最多となる14奪三振を記録し、8回を投げて5安打1失点(自責点0)という優れた成績を残した
これにより、規定投球回に達し、防御率1.17でリーグのトップに立った
北山への称賛
新庄監督は、今回の試合を通じて北山の成長を口にし、「あれがあったから今がある」と、22年の試合を引き合いに出した北山自身も「当時は中継ぎだったけれど、今は先発として試合を作れたことは、当時の自分に良い報告ができる」と、過去の自分を振り返った
努力とアファメーションの影響
北山は大学3年生の時に、未来の自分に手紙を書いたことがあるその手紙には「プロに入って3年目には先発ローテーションに入る」と具体的なビジョンが描かれていた
実際に3年目の昨季に先発ローテーション入りを果たし、今回の14奪三振もオフからの努力の成果であると語る
今後の展望
この試合での勝利により、日本ハムは今季最多となる貯金2桁の10を達成した「もっと高いところを目指していきたい」と述べた北山は、将来の目標に向かって邁進する姿勢を見せる
お立ち台に立った際には、彼の名前にちなんだ決めゼリフ「さいこうき」は控えたが、本当の称賛の瞬間はリーグ優勝の際であると強調した
今回の試合での北山選手の圧巻のパフォーマンスは、自己の成長を証明するものであり、過去の経験を活かした見事なリベンジとも言えます。特に、彼の発言からは未来への強い意志が感じられ、ファンとしても応援したくなる魅力がありました。今後の活躍に期待が高まります。
キーワード解説
- 奪三振とは?:投手が自分の投球で打者を三振させる回数を指し、投手の実力を示す重要な指標の一つです。
- 防御率とは?:投手が1試合あたりに自責点をどれくらい許したかを示す数字で、低いほど優れた投手とされます。
- 先発ローテーションとは?:チームのパターンに従って先発登板を行う投手たちの集まりを指します。先発投手は試合の流れを大きく左右します。

