プロ野球交流戦、6試合で好投が光る—ソフトバンクが首位を保持

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プロ野球交流戦、6試合で好投が光る—ソフトバンクが首位を保持

2025年6月12日、プロ野球セ・パ交流戦では、各地で6試合が行われました

注目されたのは、交流戦首位タイの阪神が西武との対戦で見せた奮闘でした

阪神は初回、森下翔太選手がソロホームランを放ち、一時はリードを奪いました

しかし、その後阪神の先発投手デュプランティエが1回裏にネビン選手にタイムリーを許し、続く2回にも長谷川信哉選手にタイムリーを打たれ逆転される展開に

阪神の打線は得点圏にランナーを出しながらも得点できず、最終的に西武に4対1で敗れました

また、5連勝を誇り首位タイの中日は、楽天に対して劣勢を強いられました

この試合では、先発の三浦瑞樹投手が6回に伊藤裕季也選手にソロホームランを浴びるなど、0対4での完封負けとなり、自チームの打線は僅かに3安打という結果に留まりました

楽天の岸孝之投手はこの試合で交流戦通算25勝目を達成し、交流戦で1球団から10勝を挙げたのは史上初の快挙となりました

また、巨人と首位タイのソフトバンクの試合は、両チームともランナーを出しながらも点数が入らずに延長戦に突入

ソフトバンクは12回裏に1アウト2塁のチャンスを迎えるも、山川穂高選手が空振り三振に倒れ、その後も追加点を奪えず、0対0の引き分けに終わりました

この結果、引き分けだったソフトバンクが首位をキープし、次いで2位にはDeNAや広島、日本ハムなどが並びます

6月12日の試合結果

試合 スコア 勝利投手 敗戦投手 本塁打
日本ハム vs. ヤクルト 6-1 北山亘基 アビラ
楽天 vs. 中日 4-0 岸孝之 三浦瑞樹 伊藤裕季也1号、ゴンザレス1号
西武 vs. 阪神 4-1 菅井信也 デュプランティエ 森下翔太11号
ロッテ vs. 広島 5-4 高野脩汰 森浦大輔 池田来翔3号、ソト7号
オリックス vs. DeNA 4-2 エスピノーザ バウアー
ソフトバンク vs. 巨人 0-0
今回の交流戦は、各チームの投手が好投を見せた一方で、打撃陣が振るわない試合が目立ちました。特に、阪神や中日は得点機会がありながらも、相手投手の壁を越えられず、試合を失う結果となったのは残念です。今後の試合での巻き返しに期待したいところです。
キーワード解説

  • 交流戦とは?プロ野球でセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別な試合を指し、シーズン中に行われる。
  • ソロホームランとは?一人のバッターが出塁している状態で、ホームランを打った場合のことを意味する。
  • 完封負けとは?試合で相手チームに一度も得点されずに全てのイニングを終えること、すなわち得点を取られない状態で負けることを指す。
  • タイムリーとは?ランナーが得点する際に直接影響を与えるヒットのことを指し、得点機会を最大化する重要なヒットとされる。

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