オリックスの寺西がプロ初勝利、太田が一軍復帰を果たす

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オリックス7―3巨人

オリックス・バファローズのピッチャー寺西が、巨人戦でプロ初勝利を飾った

寺西は一回、無死満塁のピンチを迎えたが、ここで4番・丸と対峙し、心の準備を整えた

彼は「何も考えず、(捕手の)若月さんの要求通りに投げる」と決意し、変化球を巧みに投げて遊ゴロ併殺を奪った

不安定なスタートを切った寺西は、続く坂本に四球を与えたものの、大城には147キロの速球を投じ、中飛に打ち取った

こうして最小限の失点で切り抜ける

2回と3回には二塁打でピンチを迎えたが、フォークボールやスライダーを低めに集めることで乗り切った

結果として5回を投げ、4安打1失点という成績で、自身のプロ初勝利を手にした

「いろんな球種を使いながら自分らしい投球ができた」と喜びを表現した

寺西は石川県根上町(現在は能美市)出身で、石川・星稜高校を経て日本体育大学からオリックスに入団した

同郷の高校の先輩である松井秀喜さんは、彼にとって「あこがれの存在」だという

松井さんの古巣である巨人相手に好投を見せ、「次は初回をゼロ(点)でいけるように頑張る」と、より高い目標に向かって進む姿勢を見せた

オリックスの岸田監督は、寺西のプロ初勝利を称賛し、「立ち上がりはかなり緊張していたが、最少失点に抑えられたのが良かった」と、彼の成長を評価した

オリックス・太田が一軍復帰

オリックスでは14日、太田が一軍に復帰し、巨人戦で7番二塁として先発出場した

太田は5月18日の西武戦で死球を受けて右手首を痛め、その後二軍で調整を行っていた

しかし一方で、球団は広岡が右肋骨骨折で診断され、同日、登録が抹消されたことを発表した

今回の試合では、オリックスの寺西が最初のピンチを耐え抜き、プロ初勝利を手にしました。この特別な瞬間は、選手としての成長を示す大きな一歩といえるでしょう。一方、太田選手の復帰はチームにとって心強いニュースです。
キーワード解説

  • プロ初勝利とは?プロ野球選手がプロ入り後、最初に勝利を収めることを指します。この勝利は選手にとって非常に大きな意味を持ち、今後のキャリアに大きな影響を与えることもあります。
  • 変化球とは?投手が投げる球の種類で、ボールの回転や軌道を変えることで、打者を騙す目的の球です。フォークボールやスライダーがその例です。
  • 死球とは?野球において、投球されたボールがバッターに当たることを指します。死球を受けると、バッターは一塁に進む権利を得ます。

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