スカウト陣が注目する立石正広、創価大が全日本大学野球選手権初戦で敗北

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2025年6月9日、東京ドームで行われた全日本大学野球選手権初日、創価大学対東亜大学の試合において、各球団のスカウト陣が駆けつけました

その目的は、今秋のドラフトの有力候補として注目されている創価大の立石正広選手を見るためでした

立石は、高川学園時代に甲子園に出場した経験を持つ25歳の外野手で、特にその長打力が期待されています

試合は延長10回に突入し、創価大はタイブレークにて11失点を喫し、0−11で初戦敗退となりました

立石選手は、4回に1安打を記録しましたが、五回のチャンスには空振り三振に終わり、結果的には4打数1安打となりました

それでも、スカウトたちの評価には変化が見られませんでした

セ・リーグの一スカウトは、「試合結果は残念だったが、彼のバットコントロールや長打力は評価できる

アマチュア球界では群を抜いた存在であり、プロでも早々に活躍できる

彼を狙う球団の競争は間違いなく激化するだろう」とコメントしました

立石選手は高校時代から注目されており、特に大学に進学してからその成長が顕著です

創価大では、1年春からレギュラーを確保し、2年春には打率5割で東京新大学リーグ三冠王に輝きました

さらに、昨秋の関東地区大学選手権では優勝に貢献し、最優秀選手賞を受賞しました

また、明治神宮大会でも大会新記録の10安打を放つ活躍を見せました

大学に入ったことで、昨年までの打撃フォームが進化したと言われています

上半身発動から、下半身の力を上手く使う打法にシフトし、打球の飛距離が劇的に向上しました

あるパ・リーグのスカウトは彼を「逆方向への長打を打てる選手」と評し、現在のプロ野球の傾向、特に投手が有利な時代において、立石選手の価値はますます上昇していると指摘しました

立石選手は創価大で目覚ましい成績を残しており、今後のプロ野球界でも大きな期待を受ける存在です。特にその長打力や打撃技術が評価され、ドラフトでの高い指名を受ける可能性が高いことがスカウトの発言からも伺えます。
キーワード解説

  • ドラフトとは?プロ野球において、選手を各球団が選択するための制度のこと。
  • タイブレークとは?延長戦で同点の場合に行われるルールで、特定の方式に基づいて得点を競うこと。
  • アマチュアとは?プロではない選手やチームのことで、大学や高校のチームに所属することが多い。

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