中日、村松のソロ本塁打も西武に敗北

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◇14日 西武2―1中日(ベルーナ) 中日は14日、「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦(ベルーナ)で、僅差での敗北を喫し、勝率5割に復帰できなかった

試合中、村松開人選手が六回に今季2本目のソロ本塁打を放ち、注目を集めた

村松選手の一発は、このシーズンの自己最多となる2本目のアーチであり、プロ入りしてからは3本目のホームランとなった

これまでの全ての本塁打は神宮球場でのもので、他の球場での一発はこれが初めてであった

試合の状況は厳しく、チームは2点を追う展開だったが、村松選手は6回に与座投手から配球された緩いカーブにタイミングを合わせ、見事な打球を右翼ポール際のスタンドへと運んだ

「バヤシ(岡林選手)は良い感じのタイミングで打っていた

2人で話していて、どういう感じでいこうかなとイメージしていました」と村松選手は試合後にコメントし、集中力を持って打席に立ったと振り返った

変化球が多かったが、真っ直ぐのタイミングに合わせたことで対応ができ、打球は伸びてスタンドインした

敗れはしたが、得意ではない球場で放った一発は自己評価できる内容だった

「これをきっかけに感覚を取り戻していきたいです」と今季初号本塁打からの意気込みを語っていた村松選手はその後、交流戦に絡むことで17打席連続無安打という苦境にも見舞われたが、心は折れず、挑み続けた

中日チームはこの試合、村松選手の活躍が際立ったものの、ほかの選手が連携して得点を増やすことができず、勝利には繋がらなかった。村松選手の自己最高記録を更新する一発は評価されるが、チーム全体の戦力を見直す必要があるだろう。今後の試合に向けてさらなる連携が求められる。
キーワード解説

  • ソロ本塁打とは?:試合中に、自軍選手が一人で打つホームランのこと。チームにとって貴重な得点源となる。
  • 変化球とは?:投手が投球する際に、ボールの回転や軌道を工夫して打者を惑わせるためのボールの種類。カーブやスライダーなどがある。
  • 復帰とは?:元の状態や数値に戻ることを指し、スポーツでは特に選手の成績や勝率などが再び向上することを示す。

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