試合中、村松開人選手が六回に今季2本目のソロ本塁打を放ち、注目を集めた
村松選手の一発は、このシーズンの自己最多となる2本目のアーチであり、プロ入りしてからは3本目のホームランとなった
これまでの全ての本塁打は神宮球場でのもので、他の球場での一発はこれが初めてであった
試合の状況は厳しく、チームは2点を追う展開だったが、村松選手は6回に与座投手から配球された緩いカーブにタイミングを合わせ、見事な打球を右翼ポール際のスタンドへと運んだ
「バヤシ(岡林選手)は良い感じのタイミングで打っていた
2人で話していて、どういう感じでいこうかなとイメージしていました」と村松選手は試合後にコメントし、集中力を持って打席に立ったと振り返った
変化球が多かったが、真っ直ぐのタイミングに合わせたことで対応ができ、打球は伸びてスタンドインした
敗れはしたが、得意ではない球場で放った一発は自己評価できる内容だった
「これをきっかけに感覚を取り戻していきたいです」と今季初号本塁打からの意気込みを語っていた村松選手はその後、交流戦に絡むことで17打席連続無安打という苦境にも見舞われたが、心は折れず、挑み続けた
中日チームはこの試合、村松選手の活躍が際立ったものの、ほかの選手が連携して得点を増やすことができず、勝利には繋がらなかった。村松選手の自己最高記録を更新する一発は評価されるが、チーム全体の戦力を見直す必要があるだろう。今後の試合に向けてさらなる連携が求められる。
キーワード解説
- ソロ本塁打とは?:試合中に、自軍選手が一人で打つホームランのこと。チームにとって貴重な得点源となる。
- 変化球とは?:投手が投球する際に、ボールの回転や軌道を工夫して打者を惑わせるためのボールの種類。カーブやスライダーなどがある。
- 復帰とは?:元の状態や数値に戻ることを指し、スポーツでは特に選手の成績や勝率などが再び向上することを示す。

