審判員が基本動作の確認を実施
7月5日に開幕する第107回全国高校野球選手権広島大会に先立ち、広島市にて審判講習会が行われたこの講習会は、朝日新聞社と県高野連の主催で、両日合わせて約80人の審判員と5校の野球部員が参加し、座学や実践形式の練習を通じて基本動作の確認を行った
講習会の内容
14日には、各塁での判定練習が行われ、野球部の部員が走者役となり、審判員は実際にコールやジェスチャーを繰り返した審判員同士では「もっと声を出そう」「しっかり確認しよう」と互いに声を掛け合い、緊張感のある雰囲気の中で、より良い判定ができるよう努力した
また、ストライクゾーンの確認や発声練習も実施された
若手審判員の意気込み
今夏の広島大会で初めて審判を務める広島県府中市の学生、上田遥哉さん(19)は「大きい声とジェスチャーで全力で頑張りたい」と意気込む発言をしたまた、講習会に参加した山陽高校の3年生、富永京介選手は「審判員の1球1球に対する思いが伝わってきました」と語っており、選手と審判の間にある密接な関係性が伺えた
今回の審判講習会は、高校野球の盛り上がりを感じさせるものでした。参加した審判員たちの意気込みや選手とのコミュニケーションがしっかりと取られている様子が印象的で、これからの大会への期待が高まります。彼らの努力が試合の質向上に寄与することを願っています。
キーワード解説
- 審判員とは?審判員は、試合の進行や判定を行う役割を持つ人のことです。技術的な判断を求められる重要なポジションで、選手たちに公平な環境を提供します。
- 判定鍛錬とは?判定鍛錬は、審判員が試合中に行う判定技術をトレーニングすることを指します。正しい判断を素早く下すために、日々の練習が重要です。

