希少がんと闘う元高校球児が特別始球式で感動的な投球を披露

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希少がんと闘う元高校球児、特別始球式で感動のノーバウンド投球

大阪桐蔭高校出身の福森大翔さん(29歳)は、特別な意味を持った始球式に出場しました

彼は、希少がんと呼ばれる「希少がん」との闘病を続けており、15日に行われたオリックス対巨人の試合で、特別始球式を担当しました

この日に合わせて、母校である大阪桐蔭の吹奏楽部も応援に駆けつけるなど、特別な一日となりました

特別な投球の瞬間

始球式の捕手は、福森さんの高校時代の同級生である森友哉選手

球場には彼を応援する多くの観客が詰めかけ、福森さんはノーバウンドでボールをキャッチャーに投げることに成功しました

観客からは大きな拍手が送られ、「頑張れ頑張れ福森」との声援も上がりました

抗がん剤の影響とトレーニング

福森さんは、始球式に向けて2カ月前からトレーニングを始めましたが、抗がん剤治療の影響で最初は腕が上がらず、「5メートルも投げられなかった」と振り返ります

それでも、様々な人々のサポートがあり、無事に18メートルを投げることができたことに感謝の気持ちを表しました

未来への希望を訴える
福森さんは、希少がん患者を励ますために新たな治療法を模索するクラウドファンディングを立ち上げています

「少しでも多くの人に前向きな姿勢を伝えられたら」と語り、希望を持って生きることの大切さを訴えています

同じく球場にいた森選手は、福森さんの始球式を心待ちにしており、その出来栄えに驚きと喜びを感じている様子でした

二人の友人関係が深いことが伺えるコメントもあり、今後も互いを励まし合っていくことでしょう

福森大翔さんの特別始球式は、彼の闘病の歴史を考えると非常に感動的でした。この投球が多くの人に希望を与えることを願っています。
キーワード解説

  • 希少がんとは?: 希少がんは、発症率が非常に低いがんのことを指し、一般的には人口10万人当たりに6例未満の発症率のがんがこれに該当します。
  • ノーバウンド投球とは?: ノーバウンド投球は、投手が投げたボールが地面にバウンドせずに直接捕手のミットに投げ込まれることを指します。
  • クラウドファンディングとは?: クラウドファンディングは、多くの人々から少額を募って資金調達を行う方法で、新しいアイデアやビジネスをサポートするためによく利用されます。

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