巨人、オリックス戦での連敗を喫し監督が抱える投打の課題

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東京を本拠地とする読売ジャイアンツは、6月15日に行われたオリックス・バッファローズとの対戦で3-8で敗れ、プロ野球の交流戦において3連敗を記録しました

試合は京セラドームで行われ、先発のエース戸郷がマウンドに上がったものの、投打がかみ合わない展開に監督の阿部慎之助氏(46)も頭を悩ませる結果となりました

戸郷の奮闘も実らず

戸郷投手は今季3勝目を目指して先発

初回こそ安打を許したものの、その後は無失点で切り抜けました

しかし、5回に入り、無死一、三塁のピンチに陥ると、オリックスの宗選手に適時打を浴び、試合は振り出しに戻ります

その後も一死一、三塁から森選手に右前適時打を許し、続けて頓宮選手と西川選手にも連打を浴びて、この回だけでなんと5失点するという炎上を喫しました

打撃陣の希望も虚しく

打線は7回にキャベッジ選手と甲斐選手が連続で適時打を放ち、なんとか2点を返して3点差に迫りますが、8回の平内投手がさらに2点を失い、最終的にリードを広げられ、ゲームセットとなりました

監督の苦悩と次なる挑戦

試合後、阿部監督は「もう見たままだと思います」と試合を振り返り、投打のかみ合わない現状について「こういう連敗の中では仕方がない

かみ合うのを我慢して待つしかない

長いシーズンの中ではこういう時期もある」と語りました

また、17日から東京ドームで交流戦の終盤戦が始まることについては、「もう1回リスタートのつもりで切り替えて頑張ります」と意気込みを新たにしました

今回の試合は、巨人が投打両面でのリズムを取り戻すことができず、悔しい結果となりました。阿部監督の言葉からは、現状への冷静な分析と次への期待感が伝わります。長いシーズンの中でこうした波は避けられないものですが、選手たちには立て直しのチャンスが訪れることを願うばかりです。
キーワード解説

  • エースとは?:野球においてエースは、チームの最も信頼されている投手を指し、その役割には先発としての登場や重要な試合での投球が含まれます。
  • 適時打とは?:試合において、得点を上げるためのヒットを指し、その打席でランナーが得点することを可能にする打撃を意味します。

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