西武・甲斐野央が球団記録更新、連続ホールドポイント15達成

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◇交流戦 西武1―0中日(2025年6月15日 ベルーナD) 西武ライオンズの中継ぎ右腕、甲斐野央選手が、6月15日の中日ドラゴンズとの交流戦で重要な試合に登板し、圧巻のピッチングを見せた

甲斐野選手は8回に3番手としてマウンドに上がり、無安打1四球の完璧な投球を披露

この結果、連続試合ホールドポイントを15に伸ばし、自らの持つ球団記録を更新した

ホールドとは、試合が決まっていない状況で登板し、チームが勝利する場合に与えられるものであり、そのピッチャーが重要な場面で抑えたことが評価される指標である

甲斐野選手はこの日の試合でも、先頭打者の村松選手にストレートの四球を出したものの、その後は冷静に攻め込み、続く岡林選手を最速159キロを計測した直球で一ゴロに切り替えた

さらに、F田中選手を内角直球で打ち取って二ゴロにし、最後のブライト選手を右飛に仕留める完璧なリリーフを故郷に見せつけた

昨シーズンは右肘の痛みから、19試合の登板に留まった甲斐野選手だが、今季は移籍2年目にして勝利の方程式の一角としてチームに貢献している

「球団の力になれているのがうれしい」と試合後に笑顔で語った

今回の甲斐野選手の活躍は、彼が持つ実力とメンタルの強さを示している。特に、ピンチにも冷静に対処する場面は、若手投手にとって模範となることでしょう。彼の成長は、今後のリーグ戦にも大いに期待できる材料です。
キーワード解説

  • ホールドとは?試合が決まっていない状況で、リリーフピッチャーが登板し、チームの勝利に貢献した場合に与えられる記録のこと。

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