楽天、延長戦の末に阪神を下し6連敗を許す
<日本生命セ・パ交流戦:楽天3-2阪神>◇15日◇楽天モバイルパーク阪神タイガースは、泥沼から抜け出せず、3年ぶりの6連敗を喫した敵地楽天戦では、セ・リーグの優勝争いを思わせる選手たちの奮闘にもかかわらず、延長12回でのサヨナラ負けが決定的となった
7回裏に追いつき、及川雅貴(24)、岩崎優(33)、湯浅京己(25)といった3投手が力を合わせて連敗を阻止しようとしたものの、湯浅が力尽き、連日のサヨナラを許してしまった
この試合では、2-2同点の12回1死一、三塁で、湯浅のカットボールが楽天の代打、黒川選手にはじかれ、結果的に内野安打となった
球審は本塁への送球が間に合わずセーフと判定
阪神の連敗は痛手となった
藤川監督は、選手のコンディションを考慮し、先発の伊原選手が6回2失点でゲームをまとめた後、及川、岩崎、湯浅の各投手を回またぎで起用した
しかし、湯浅が最後の打者を抑え切れず、勝利を逃してしまった
試合後、藤川監督は、「甲子園に戻って頑張る」と意気込みを語った
17日からのロッテおよびソフトバンクとの連戦に向けて、新たな決意を固めたようだ
一方、阪神は交流戦全体での成績が振るわず、上位4チームの中で成績が最も劣る状況に置かれている
まもなく迎える連戦で、阪神は何としても白星を取り戻したいところだ
阪神タイガースが重要な試合で連敗の危機に直面したことは、ファンや選手にとって大きなショックとなっています。特に延長戦まで持ち込まれた試合の中で、選手たちが懸命に戦った姿は称賛に値します。しかし、それでも勝利をつかめなかったことは今後への大きな課題として残ります。
キーワード解説
- サヨナラ負けとは?試合が同点で進み、最後の打席で逆転されて敗れること。
- 延長戦とは?通常の試合時間を超えて、リードを持つチームが決まるまで試合を続けること。
- 回またぎとは?ピッチャーが1イニング以上投げることを指し、特に重要な局面で使われる。
- カットボールとは?ボールが横に変化する投球で、バッターが打ちづらい球。

