中日・松葉貴大、完投も1-0で惜敗:西武戦の投球内容を振り返る

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◇6月15日 西武1―0中日(ベルーナスタジアム) 中日ドラゴンズの松葉貴大投手は、西武との試合で完投しながらも、1-0で敗北を喫しました

試合後、松葉は「1点を恐れるより、1点を取られても、しっかりと試合をつくることが自分の求められていることです」と引き締まった表情で語りました

この試合では、松葉投手は8回を投げて5安打1失点の成績を残しました

これは14日の高橋宏斗投手に続く、2日連続の完投負けとなりましたが、松葉は自らの持ち味を最大限に発揮したと自負しています

「今日は無駄な力を使わずに投げることができた

変化球も高低しっかり使えて、内野ゴロが多かった」と、内容に自信を見せました

試合の序盤、松葉は先頭打者の西川を打ち取るも、遊撃手の村松がファンブル

続く滝沢選手の犠打で1死二塁となるも、長谷川選手とネビン選手を抑えて切り抜けました

その後もテンポ良く投球を続け、凡打を量産していきました

しかし、均衡を破ったのは6回でした

1死後、滝沢選手に左前打を許し、続く長谷川選手にはカットボールが左翼線に運ばれます

このヒットで滝沢選手が生還

「フォアボールでネビン選手を迎える方が嫌だった」と松葉は振り返り、最少失点にとどめたことに安堵の意を示しました

8回のマウンドでも三者凡退に抑え、自らの役割を果たしました

「前日に宏斗も8回まで投げていて、僕も負けるわけにはいかなかった」という強い意志が感じられましたが、打線の奮起なく、結果としては悔しい敗北となりました

松葉貴大投手の投球内容は非常に印象的で、特に無駄を省いたピッチングが見られました。それでも、試合の結果は悔しくも低くなってしまいました。投手としては自らのパフォーマンスに満足しながらも、チームの勝利がなければ真の喜びにはつながらないことを感じているのではないかと思います。次回の試合でのリベンジに期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 完投とは?:投手が試合の最初から最後まで投げ切ることを指します。チームにとっては、信頼のおける投手のパフォーマンスを意味し、負けが続いているときには特に重要です。
  • カットボールとは?:スライダーとストレートの間の球種で、バッターに対して変化を加え、打ち取るための手段です。効果的に使うことで、打者のタイミングを狂わせることができます。
  • テンポ良い投球とは?:無駄な時間を取らず、速い間隔で次の投球を行うことを指します。これにより、打者を圧倒し、防御の効果を高めることができます。

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