特に注目されているのが、6月17日に横浜スタジアムで行われる、西武ライオンズの今井達也投手（27）と横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー投手（34）の投げ合いだ
今井投手はNPB現役最強とも称される右腕で、最速160キロの速度を誇る
その投球スタイルは「脱力投法」と呼ばれ、体を効率的に使いながら力強くボールを投げることが特徴である
このフォームは、投球時に余分な力を使わず、投手自身の身体に負担をかけないための工夫がなされている
一方、バウアー投手はかつてのサイ・ヤング賞を受賞した実力者であり、球界の先端を行く存在として知られている
バウアーは変化球を駆使した多様な投球スタイルを持っており、ファンは彼のピッチングを楽しみにしている
今井は16日の前日調整で、バウアーとの対戦に対する楽しみを語った
「サイ・ヤング賞も取ってますし、野球の最先端を常に行っているイメージがあります
打席に立つのがすごく楽しみ」と語った今井は、投げ合うだけではなく、打席に立つことにも強い興味を持っているという
また、今井の奪三振率は9.43と高く、150キロ後半の直球と不規則なスライダーで相手打者を翻弄してきた
開幕以来、基本的に中6日の投球間隔を続けていたが、今回は中9日でのマウンドに立つ
そして、バウアーが中4日での投球を続けていることに、今井は「すごいなと思います」と感心した
試合が行われる横浜の気温は30度前後となる予想であり、両投手の才能がぶつかり合うこの対戦に、多くのファンとメディアが注目している
今回の対決は両投手の力量を測る絶好の機会となる。今井投手の成長と、経験豊富なバウアー投手との化学反応から、どのような戦いが展開されるのか、大変楽しみである。
キーワード解説
- 脱力投法とは？
- サイ・ヤング賞とは？
- 奪三振率とは？
