吉田孝司氏が語るプロ野球合宿時代の貴重な体験

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プロ野球界のレジェンド、吉田孝司氏が語る合宿時代の思い出

 元巨人選手であり、編成部長を務めた吉田孝司さん(78)が、現役時代の忘れられない思い出を語りました

彼は、強気なリードで知られ、「驚異的な捕球力」を持つ捕手として名を馳せました

今回は吉田さんが初めて合宿を体験した時の衝撃と、プロ野球初の「ジャイアンツタイム」など細かな日常について明かしています

合宿先の驚きと先輩たちの影響

 吉田さんは、兵庫・市立神港(現神港橘)から巨人に入団する際、最初に連れて行かれたのが「合宿」でした

それは現在「多摩川グラウンド」として知られる場所です

彼は、橋の近くにある木造の寮を見て「これが巨人の合宿か」と驚きを隠せなかったと語っています

この寮は20年近くも使用されており、先輩選手たちが共に過ごした歴史的な場所でもあります

新人時代の厳しい日々

 合宿では、新人選手に多くの責任が課せられていました

電話番、起床当番、食堂のストーブの管理など、忙しい日常を送ったという吉田さん

それに加え、相当厳しかったと語るのは「ジャイアンツタイム」に起こされる毎日で、早朝の起床や掃除の義務についても触れています

特に、起床の際には鐘を鳴らす役割が与えられたこともあり、当時の先輩たちの厳しさを思い出させるエピソードです

雨の日の特別な練習体験

 特に印象深いエピソードとして、雨の日の練習について語っています

当時は室内練習場がなかったため、合宿の食堂でティーバッティングを行うことに

当時の巨人のスーパースターである長嶋茂雄氏の打撃を目の当たりにした吉田さんは、その迫力に圧倒されたと語ります

彼の打球は「ボールがガツーンとなって」ネットが破れそうになるほどだったとのこと

吉田さんにとって、これはプロとしての誇りと夢の実現に向かう一歩となったようです

まとめ

 こうした数々のエピソードから、吉田孝司さんが築いたキャリアや当時のプロ野球界の厳しさ、仲間たちとの絆が伝わってきます

吉田さんの語りは、現在の選手たちにも勇気やヒントを与えることでしょう

 吉田孝司さんが現役時代の合宿生活を振り返る姿は、当時のプロ野球界の厳しさや仲間との絆を感じさせるものでした。若手選手としての成長過程や後輩への影響力も伺え、今の選手たちにもその精神が受け継がれているのではないかと思います。
キーワード解説

  • 捕手とは? 捕手は野球のポジションの一つで、ピッチャーの投げたボールを受けたり、バッターに対してボールを投げ返したりします。また、キャッチャーは試合をリードする重要な役割を持っており、戦術やプレイの指示を出すこともあります。
  • ジャイアンツタイムとは? ジャイアンツタイムは、巨人軍の選手たちが集合時間よりも早く集まる習慣のことです。この規則は、選手たちの団結力を高め、しっかりと準備するために設けられました。

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