バウアー投手と今井投手の熱戦に見るプロ野球の魅力

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「DeNA0-3西武」(17日、横浜スタジアム)で行われた試合では、DeNAのトレバー・バウアー投手が西武の今井投手との投げ合いに臨みました

この試合でバウアーは8回1/3を投げ、7安打3失点で自身にとって5敗目(4勝)を喫しました

バウアー投手は、この試合の中でも特に注目された“四回に先に失点”の局面で、先制点を許すことになりました

緊迫した試合展開の中で九回に追加点を奪われ、力尽きた様子でしたが、その中でも「とても楽しいマッチアップだった」と述べ、今井投手に対する敬意を表しました

四回の失点は「どうしても先に失点をしてしまう方が負けにつながってしまう」と感じており、選手間の厳しい競争を認識していることが伺えます

さらに彼は、自身が打席に立った際、空振り三振を喫した六回の打席について「とても素晴らしいスライダーだなと感激した」とコメントし、打者としての感覚を失っていないことを示しました

一方、今井投手はこの試合で計17三振を奪い、彼自身の技術を存分に発揮しました

七回には、バウアー投手に敬意を表して“ソード・セレブレーション”を披露し、バウアーも「Pretty good」と反応しました

試合後のヒーローインタビューで、今井投手は「バウアー投手のようになりたい」と発言しますと、バウアーは「とてもうれしい言葉だ」「私の方が逆に彼から学ばないといけないところがある」と語り、互いに切磋琢磨する姿勢を見せました

今回の試合は、両投手の成長と競争が際立った内容でした。バウアー投手は結果としては敗北を喫しましたが、今井投手の成長を認める姿勢が印象的です。今井投手がバウアー投手を目標にすることで、さらなる成長が期待されるでしょう。プロ野球という舞台で、若手選手が実力を発揮できるのは非常に夢のある光景です。
キーワード解説

  • トレバー・バウアーとは?プロ野球選手で、メジャーリーグでも活躍していた投手です。特に彼の投球スタイルは、速球とスライダーを駆使した技巧派として知られています。
  • 今井投手とは?西武ライオンズに所属する若手投手で、今後の成長が期待されている選手です。彼のスライダーは特に高く評価されており、多くの三振を奪う能力があります。
  • サイ・ヤング賞とは?メジャーリーグで最も優れた投手に贈られる賞です。この賞を受賞している投手は、その年の投球成績が卓越しているとされ、非常に名誉なこととされています。

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