田中将大、2軍戦で安定したピッチングを披露し無失点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年6月18日、イースタン・リーグの試合で、巨人の田中将大投手が2軍戦に先発し、6回を投げて5安打無失点の素晴らしい結果を残しました

試合は気温30度を超える厳しい条件下で行われ、田中はカットボールやスライダー、スプリット、カーブといった多彩な球種を駆使し、無四死球で6奪三振を記録しました

最速球速は147キロに達しました

試合の詳細を振り返る

田中の投球は特に初回から見事で、6球で3者凡退を達成

続く2回も9球で3人を封じ込み、完璧な立ち上がりを見せました

3回には2死から小川にヒットを許したものの、外角低めに制球されたスライダーで石川慎を三ゴロに打ち取るなど、しっかりとしたピッチングを続けました

四回のピンチを乗り越える

4回には先頭のポランコにヒットを許し、初めて無死で走者を背負いましたが、和田を空振り三振に打ち取ると、山口にはバットを折られながらも内野ゴロに仕留め、ピンチを脱出しました

さらに5回にもヒットを許すものの、冷静に対応し得点を与えませんでした

登板後の田中のコメント

試合後、田中は「全体的に良かったんじゃないかなと思います

走者が得点圏に進んでからも、1球1球しっかりとボールをコントロールしながら投げられた」と試合を振り返り、次回1軍に呼ばれるための準備を怠らないと述べました

日米通算200勝へあと2勝
日米通算200勝まで残り2勝となった田中

5月の2軍降格以降、安定したピッチングを続けており、今回の登板でもその実力を示しました

田中将大選手のパフォーマンスが注目される中、6回無失点の投球内容は今後の1軍昇格へ向けた重要なアピールとなりました。熱い条件の中でこのような安定感を示したことで、自身の調子を取り戻し、次なるステップへとつなげることが期待されます。
キーワード解説

  • カットボールとは?:野球の投球で、球が横に切れるように曲がるボール。打者のタイミングを狂わせる効果がある。
  • スライダーとは?:横に滑るように曲がる変化球。打者がミスを犯すことが多く、効果的な武器として使われる。
  • スプリットとは?:投球の一種で、ボールが急に落ちる特徴を持つ。打者から見ると、最後の瞬間にボールが落ちるため、空振りを誘いやすい。
  • 自責点とは?:ピッチャーの責任による失点。守備のミスで得点が入った場合は、自責点には含まれない。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。