楽天・内星龍投手がヤクルト・山田哲人選手に謝罪、死球事件を振り返る

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(日本生命セ・パ交流戦、ヤクルト-楽天、2回戦、18日、神宮)楽天の内星龍投手(23)が、17日のヤクルト戦での死球事件について、特に自身の大先輩である山田哲人内野手(32)に直接謝罪したい気持ちを記者に明かしました

内投手がマウンドに上がったのは、試合が4-4の延長十二回という緊迫した状況下です

彼は8番手として登板し、2死一、二塁のピンチで対戦相手として山田選手を迎えました

投球時に内投手が投げた球は、山田選手の胸元付近にかすり、結果的に山田選手は回避を試みるも背中から地面に倒れ込む形となりました

この瞬間、ボールは実際には体に当たらなかったものの、ユニフォームをかすめたことが、内投手に強い罪悪感を引き起こしました

内は試合翌日の神宮球場に到着するや否や、まず山田選手を探したものの、打撃練習の組分けの関係で会うことができず心残りを残しました

彼は「球団を通じて謝罪を伝えてもらうつもりですが、明日には直接謝りたい」と心情を吐露しました

死球を投げてしまった瞬間についても「自分の思う球が投げられず、抜けてしまった

すべての選手にデッドボールをぶつけると本当に申し訳ない気持ちになってしまう」と語りました

内投手にとって、山田選手は大阪・履正社高の大先輩であり、その人に対しての配慮を欠かさず、深い謝罪の気持ちを持っている様子が伺えます

球場内外の関係者、ファンもこの一連の事件を見守っており、今後の山田選手の状態についても懸念が寄せられています

今回のヤクルト対楽天戦での内星龍投手による死球事件は、選手間の関係性が強く浮き彫りになった出来事でした。内投手の心情からは、野球が持つスポーツマンシップの重要性が感じられます。選手同士の謝罪を通じて、彼らが互いにリスペクトし合う姿勢が見え、今後の交流にも期待が持てます。
キーワード解説

  • デッドボールとは?:野球において、打者に向かって投じられた球が身体に当たることを指します。通常、打者はこの場合、出塁が認められます。
  • 延長戦とは?:試合が規定のイニングを終了しても勝負が決まらない場合に、勝者を決定するために行われるさらに追加のイニングです。
  • 球団とは?:プロスポーツにおいて、選手やスタッフが所属する組織体を指します。球団はチームの運営や選手の管理を行います。

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