金足農が新グラウンド竣工記念試合で大阪桐蔭に挑む

2025年6月18日、秋田・こまちスタジアムで行われた新グラウンド竣工記念招待試合では、金足農が大阪桐蔭と対戦し、1−6で敗れました

金足農は、2018年の夏の甲子園決勝で大阪桐蔭と戦った経験がこの試合のきっかけとなり、双方にとって特別な意味を持つ一戦となりました

金足農の先発投手は、2018年夏の甲子園で活躍したオリックスの吉田輝星選手の弟、吉田大輝選手（3年生）

彼は6回を投げて8安打5失点という内容でした

吉田選手のピッチングは、彼の兄と同様に「けん制の間合い」や「変化球」のコントロールが特徴的で、観客からはその成長ぶりが期待されました

大阪桐蔭の強さにも光る

試合後、大阪桐蔭の西谷浩一監督（55）は「春夏連覇を達成した年でも、金足旋風の印象が強い」と振り返り、今回の対戦における金足農の選手の成長を称賛しました

また、「我々は厳しい戦いを勝ち抜き、再び甲子園で対戦することを目指す」と意気込みを示しました

試合の概要

日付	対戦相手	スコア	会場
2025年6月18日	大阪桐蔭	金足農 1 - 6 大阪桐蔭	こまちスタジアム

今回の招待試合は、金足農と大阪桐蔭が初めての試合を実現したことで、多くの野球ファンにとって特別な意味を持つ一戦です。特に、吉田大輝選手の成長が見られる場面があったのは、兄・吉田輝星選手の存在を意識させてくれるものでした。

キーワード解説

• 投手とは？：野球でボールを投げる役割の選手のことを指し、試合の結果に大きく影響を与える重要なポジション。
• けん制とは？：露骨にランナーを牽制するために行う投手の動作のことで、相手の走塁を防ぐ目的がある。
• 変化球とは？：ボールが空中で進む途中に回転や投げ方によって軌道が変わる球種を指し、打者を欺くために用いられる。