試合の重要な瞬間は、5回表の日本ハムの攻撃で訪れた
2死三塁の場面で上川畑大悟内野手（25）が打席に立つと、巨人の先発投手・西舘のフォークボールを見事に捉え、右前適時打を放った
上川畑はこのヒットを振り返り、「低めに落ち球が来るかなと思っていた」と語り、打席に入る前から投球を読んでいたことを明らかにした
彼はこの日新たに届いた「魚雷バット」という特殊なバットを使い、一打席目には二ゴロに倒れてしまったが、「打てなかったのでやめました」と即座にバットを切り替える冷静さを見せた
試合は最終的に巨人が2点を挙げ、日本ハムは1点のまま試合を終える結果となった
上川畑の打撃が上昇気流に乗る兆しを見せたが、チーム全体としては勝利に結びつけることはできなかった
この日、上川畑は5日ぶりの安打を記録し、「気持ちだけで打てました」と、復調の兆しを感じている様子だった
今回の試合で日本ハムは先制打を挙げたものの、勝利には結びつかず悔しさが残る結果となりました。上川畑選手の活躍は見られたものの、チーム全体としてさらなる攻撃力が求められる状況です。
キーワード解説
- 上川畑大悟とは？：日本ハムファイターズの内野手で、若手選手ながらその打撃センスと守備力に定評がある選手。
- フォークボールとは？：投手が投げる変化球の一種で、バッターの前で急激に落ちる特性を持つため、打つのが非常に難しい球。
- 魚雷バットとは？：特別な材質や設計がされているバットで、打球の飛距離や反発力に優れ、特に力量が求められる場面で使用される。
