巨人が逆転勝利、連敗を4でストップ!西舘投手が本拠地初勝利を挙げる
(日本生命セ・パ交流戦、巨人2-1日本ハム、2回戦、1勝1敗、18日、東京D) 巨人が日本ハムに逆転勝利を飾り、4連敗をストップしましたこれにより勝率を5割に戻し、交流戦での最下位からも脱出
特に注目されたのは、西舘勇陽投手(23)が7回1失点の素晴らしい投球を見せたことです
彼は本拠地での初勝利を手にし、先発転向後は2連勝を記録
これにより先発ローテーションへの定着が一歩近づきました
西舘投手は、内に秘めた闘志を白球に込め、両リーグで62本塁打を誇る強力な日本ハム打線に立ち向かいました
「ファンの人たちの前で初めての勝利を挙げられることができて本当に嬉しいです
周りの野手たちにも助けられました」と語った西舘投手
その投球スタイルは、最速154キロを計測した直球を武器にし、序盤からストライクを先行させる戦略でした
特に注目すべきは、五回の2死満塁というピンチで清宮選手に対して153キロを投げ込んだ場面
このとき西舘投手は「気持ちで押し込む」と決意し、見事に右飛で切り抜けました
彼は昨シーズン、中大学からドラフト1位で入団し、救援から先発に挑戦する道を選びました
代名詞だった「スーパークイック投法」をやめ、体を大きく使うフォーム改良に取り組みました
自身の出力を高めつつ体の負担を抑え、「バランスも今は良い」と手応えを感じている西舘投手は、先発で初勝利を挙げたソフトバンク戦に続く自己最長の7回を投げての勝利を果たしました
阿部監督も「七回までしっかり投げて、ナイスピッチングだった」とその投球内容を高く評価
今後は、中5日での24日のロッテ戦の先発が決まっている西舘投手
「一人ではここまで投げられない
周りに感謝し、結果で返していく」とさらに快投を誓いました
攻撃の活性化:小技が功を奏する
この試合では攻撃面でも小技が大きな成果を上げました1点を追う六回無死一、二塁の場面で、4番・吉川選手の犠打により同点に追いつきました
さらに七回では代打起用された小林選手がバントを成功させるなど、チームはこの日4回の犠打を記録しました
8試合連続で本塁打がない中、阿部監督は「小技で得点を重ねていくしかない」とコメント
小林選手の働きに対しても「代打でバントが成功すると、球場が盛り上がります
あれはチームの士気を高めます」と称賛の声を送りました
今回の巨人の逆転勝利は、若手投手の成長を象徴しています。西舘投手は経験を積みながら、自身の投球フォームを改善し、結果を出しています。また、小技を駆使した攻撃も見逃せないポイントで、チーム全体の士気を高める要因となりました。これからの交流戦が非常に楽しみです。
キーワード解説
- 逆転勝利とは?試合で一度負けている状態から、得点を逆転して勝つことを指します。
- ストライク先行とは?ピッチャーが打者に対して初球からストライクを多く投げることで、打者にプレッシャーをかける投球術です。
- 先発ローテーションとは?チームが毎試合交代で先発投手を出すための順番を指します。先発ピッチャーの役割や投球の負担を軽減するために重要です。
- 犠打とは?ランナーを進めるために打者が故意にアウトになるプレイを指します。特にランナーを得点圏に進めるのに効果的です。

