楽天・岸、交流戦通算26勝目を達成し歴代4位に浮上

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◆日本生命セ・パ交流戦 2025 ヤクルト1―3楽天(19日・神宮) 楽天のエース、岸が見事なピッチングを披露し、交流戦での通算26勝目を挙げた

試合はヤクルトとの一戦で、岸は7回4安打無失点という圧巻のパフォーマンスを見せ、シーズン4勝目を手に入れた

この結果、岸は交流戦の勝利数で歴代4位に浮上し、杉内俊哉(ソフトバンク、巨人)に並んだ

試合の7回1死一塁の場面、強烈なライナーを捕球した岸は迅速に一塁へ送球し、併殺を完成させた

「狙っていなかったのでたまたまです」と岸は振り返り、笑顔を見せた

彼は自身のピッチングスタイルについて、「どこも一緒です」と語り、神宮球場の狭さによる特別な意識は持っていないと強調した

岸は140キロ台中盤の直球とチェンジアップを低めに丁寧に投げ込み、打たせて取る投球を展開した

75球を投げての「省エネ」なピッチングで、完封も視野に入れていたが、蒸し暑さにより疲労を考慮し、救援登板を選んだ

交流戦の最多勝利はヤクルトの石川が記録した29勝で、岸は次のシーズンに向けて石川や中日・涌井との直接対決を楽しみにしている

「投げるのであれば勝ちたい

涌井と石川さんとは投げ合いたい気持ちが強い」と、闘志を燃やす岸はチームの連勝にも手応えを感じている

現在、楽天は引き分けを挟んで6連勝中で、交流戦連覇の可能性を残している

試合を重ねるごとに存在感を増す40歳の「働き盛り」がチームの中心にいる

この試合で岸投手が記録した通算26勝は、彼のキャリアにおいて意味深い到達点となりました。特に年齢を重ねた選手がこのような成績を残すことは、ファンやチームメイトにとっても大きな励みとなります。また、交流戦における彼の活躍は、他の投手との競争を刺激する重要な要素ともなり得ます。
キーワード解説

  • 交流戦とは?プロ野球において、セ・リーグのチームとパ・リーグのチームが対戦する特別な制度のことです。
  • 投直とは?投手が投げたボールがバッターに返され、直接打球として戻ってくるプレイのことです。
  • 併殺とは?一度のプレイで2つのアウトを取ることを指し、守備の連携が重要となります。

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