川口選手は背番号「95」を背負い、今後の活躍が期待されている
ファンとの交流を大切にする川口選手
福岡県筑後市にあるファーム施設では、川口選手の姿がファンの後ろ姿に楽しませている試合後でもファン一人ひとりに対して丁寧にサインを行い、対話を楽しむその姿は、選手の中でもトップクラスのファンサービスを誇っている
川口選手は、「いつまでプロ野球選手でいられるか分からないから、書ける時にサインをしておきたい
ファンの皆さんに感謝しています」と、その理由を語る
長い道のりを経てのプロ入り
川口選手は東京の強豪・東海大菅生高卒業後、3年間はベンチ外の日々を過ごし、次に城西国際大学でも4年の春からようやくベンチに入ることができたプロの道を諦めず、クラブチームや独立リーグでの経験を積んだ結果、2024年のドラフトで待望のプロ入りを果たした
今後の目標と意気込み
今シーズン入団した選手の中では育成3位の大友宗投手と並ぶ最年長選手である川口選手は、「毎試合、最後だと思って登板しています」と口にする支配下選手登録を受け、「エリートな野球人生ではないからこそ、伝えられる気迫がある
これが本当のスタートだと感じている」と新たな決意を語った
川口冬弥選手が支配下選手に登録されることで、多くのファンからの期待が寄せられています。選手自身がファンとの交流を大切にし、これまでの苦労を活かして一軍での活躍を目指す姿勢は、多くの人々に勇気を与えるでしょう。
キーワード解説
- 育成選手とは？プロ野球選手としての基準に満たない選手を育成し、将来の戦力にするための制度。
- 支配下選手とは？NPBの公式ルールに基づき、チームの正式な登録選手としてプレーできる選手のこと。
- ファンサービスとは？選手がファンとの交流を大切にし、サインや会話を通じてファンの期待に応える態度のこと。
