試合は同点で迎えた6回、2死二塁のチャンスで彼が繰り出した打球は、相手・西武の投手高橋の放った初球（131キロ）の速球を捉え、中前へクリーンヒット
この一打が決勝点となり、小林選手は「何とか打ちたかった
いいところに飛んでくれた」と喜びの声を上げた
また、7回の守備においても、小林選手は2塁へのけん制球で走者をアウトにする冷静さを見せた
「常に狙いながら想定して練習している
それが結果に結びついて良かった」と話し、長年の経験から生まれた反射神経を発揮した
プロ12年目、36歳のベテラン小林選手は、今季開幕時にソフトバンクから移籍した甲斐選手が正捕手に定着したため、2軍での時間が長かった
しかし、彼は常に試合出場のイメージを持ち、周囲のフィードバックを取り入れ、準備を怠っていなかった
地道な努力が、重苦しいチーム状況を打破するきっかけとなったのかもしれない
今回の試合で、小林選手はベテランらしい活躍を見せ、チームにとって重要な勝利を手にしました。開幕当初は厳しい立場にありながらも、努力を怠らなかった彼の姿勢は、多くのファンの心を掴んだことでしょう。今後も小林選手の活躍から目が離せません。
キーワード解説
- キャッチャーとは？：野球において、投手からのボールを受ける選手をキャッチャーと呼びます。捕球だけでなく、投球の配球や走塁の防止など、守備の要となるポジションです。
- けん制球とは？：走者が次の塁に進もうとした場合に、投手がその走者をアウトにするために投げる球をけん制球と言います。成功すれば走者を牽制できるため、試合の展開を大きく変えることがあります。
