ソフトバンク、延長10回の劇的勝利で交流戦首位を堅持

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◇プロ野球セ・パ交流戦 ソフトバンク2-1阪神(20日、甲子園球場) 20日、甲子園球場で行われたプロ野球セ・パ交流戦において、ソフトバンクホークスが阪神タイガースに2-1で勝利した

この試合は延長10回まで持ち込まれ、ソフトバンクの石塚綜一郎選手が代打として登場し、決勝打を放った

1-1と同点で迎えた延長10回、ソフトバンクは先頭打者の野村勇選手が内野安打で出塁し、続く牧原選手の犠打によって1アウト2塁の状況を作り出した

しかし、代打として登場した嶺井博希選手が打った打球は、阪神のセカンド・中野拓夢選手の好守に阻まれ、2アウト3塁へと進めることはできなかった

そこで登場した石塚選手が、及川雅貴投手の投じた初球に反応し、右中間への痛烈なタイムリー2塁打を放った

これによりソフトバンクは1点を勝ち越し、リードを守り切って勝利を収めた

石塚選手は、3塁を狙うそぶりを見せた後、阪神の中継プレーを見て慌ててヘッドスライディングで2塁へ戻った

このプレーはきわどい判定となり、阪神ベンチがリクエストを要求したものの、石塚選手は鮮やかな回避でセーフとなった

この場面に球場からは歓喜の声があがり、SNSでも「これは神回避」「プレーが華麗すぎる」と称賛の声が寄せられた

この結果、ソフトバンクは交流戦首位を堅持し、9度目の交流戦制覇に王手をかけた

試合後、石塚選手は「僕が打って勝つ試合ができて嬉しかった

チャンスはなかなかないので、そういう場面で打てたのはよかった」と語った

今回の試合は、延長戦の緊張感の中での劇的な勝利となりました。ソフトバンクの石塚選手の活躍が光り、ファンの期待に応える形となりました。今後の交流戦での躍進が益々楽しみです。
キーワード解説

  • 延長10回とは?試合の規定時間を超えてさらに回を行うことで、通常は9回で決着がつかない場合に行われる。
  • タイムリー2塁打とは?得点につながるヒットで、特に2塁まで行く打球のことを指す。
  • ヘッドスライディングとは?選手がベースに滑り込む際に行う動作で、体を横向きにして頭から滑り込む技術。

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