プロ初登板のロッテ・広池康志郎投手が体験した厳しい洗礼
2025年6月21日、横浜にて行われたプロ野球交流戦で、ロッテのドラフト5位・広池康志郎投手(22=東海大九州キャンパス)がプロ初登板を果たした期待の若手投手である広池は、初回に3者凡退で試合をスタートさせ、力強い球を投げ込むも、その後の回で厳しい結果に直面することとなった
初回はピシャリとした投球
初回の投球は完璧で、10球中9球を直球で勝負した結果、自己最速タイの153キロを計測ストレートの威力が際立つ中、広池は相手打者を抑え込み、順調なスタートを切った
2回に立て続けに被弾
しかし、2回には試練が待ち受けていた先頭打者の牧選手をカウント2ストライクに追い込みながらも、3球目に投じたカットボールを運ばれ、左翼スタンドに先制ソロを被弾
その後も筒香選手にはカーブを捉えられ、右中間にまたもやソロホームランを浴びる
3者連続でアーチを許し、苦いデビューの味を噛み締めた
次世代を担う選手の背景
広池は宮崎県都城市出身で、幼少期から畜産農家に育つ自身も畜産に興味を持ち、都城農業高校を経て、東海大学農学部に進学
牛を愛してやまない彼は、その思いを込めたグラブを使用している
プロデビュー戦の結果
試合終了時点で、広池は46球を投げ、4安打3失点という結果で、70球がメドとされていたデビュー戦はほろ苦いものとなったプロ初登板の広池投手が経験した厳しさが印象的でした。最初の回は完璧でしたが、2回目には連続してホームランを浴びてしまい、プロの厳しさを痛感したと思います。これからの成長に期待したいですね。
キーワード解説
- プロ初登板とは?プロ野球において、選手が初めて公式戦に出場することを指します。
- 直球とは?ピッチングで投手が最も基本とする球種のことで、真っ直ぐな球です。
- カットボールとは?ストレートの変化球の一種で、横方向に切れる軌道を持ちます。
- ホームランとは?打者がボールをスタンドに運ぶことを指し、得点をもたらします。
- 被弾とは?投手がホームランを打たれることを意味し、打線に押されることを示します。

