巨人、逆転劇で西武に勝利 阿部監督も興奮の試合展開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇交流戦 巨人5―2西武(2025年6月21日 東京D) 東京ドームで行われた交流戦において、巨人は西武に対して完全なる劣勢を強いられつつも、7回に一挙5点を奪い逆転勝利を収めた

この結果、巨人は2連勝を果たし、1週間ぶりに貯金生活に戻った

今回の勝利は、同一カードでの勝ち越しが楽天戦以来4カードぶりとなる

試合は、巨人が西武の先発投手であるアンダースロー右腕・与座に苦しむ展開でスタートした

6回まで安打を2本に抑えこまれ、得点はゼロ

また、巨人打線は先発左腕・グリフィンとの相性を考慮して、7番捕手・岸田以外は全員左打者で臨んだが、期待に反して得点を奪えず苦戦していた

しかし、試合の流れが変わったのは7回の攻撃だった

0―2の劣勢で迎えたこの回、先頭打者の吉川が四球で出塁すると、中山が中前打を放ち一、二塁のチャンスを作る

そして、1軍再昇格したばかりの岡田が初球157キロのボールを左中間に弾き返す2点適時二塁打を放ち、同点に追いついた

続けて2死一、三塁の場面で代打・増田陸が左翼スタンドへ勝ち越しの5号3ランを放ち、この回一挙5得点

8回以降は、巨人の投手陣が安定感を見せ、抑えの大勢とマルティネスが必勝リレーを展開

試合後、阿部慎之助監督は「素晴らしい攻撃だった

本当に興奮しました」と感激の様子を見せた

試合後の阿部監督のコメント

阿部監督は試合後のインタビューで、一連のプレーについて以下のようにコメントした

逆転劇について
「いや本当ね、素晴らしい攻撃で

見てる僕も興奮しました、はい」
岡田選手の同点打について
「もうあの初球をね、素晴らしい打球打ったんで、ナイスバッティングですよね」
増田陸選手の3ランについて
「いやもうびっくりしましたね

本当ずっと頑張ってますので、いい結果出て良かったんじゃないですかね、はい」
6回までの攻撃について
「やっぱりピッチャーの交代ってね、うちは逆転できましたけど

それまで与座投手、全然打てなかったんで、改めて難しいなっていうね、継投の難しさっていうのも

今後の展望について
「そうですね

もう全員で総力戦でね、なんとか勝ちたいと思います」
今回の試合は、巨人にとって大きな意味を持つ逆転劇でした。投手の交代をきっかけに流れを引き寄せることができたのは、選手たちの連携や戦略が功を奏した結果です。特に、岡田選手や増田選手の活躍が目立ち、監督もその結果に喜びを表していました。これが続けば、さらなる勝利に繋がるかもしれません。
キーワード解説

  • 逆転勝利とは?
  • アンダースローとは?
  • ビッグイニングとは?
  • 適時打とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。