プロ野球交流戦、優勝争いはソフトバンクと日本ハムに集約

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プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は、2025年6月21日に各地で行われ、パ・リーグでは北海道日本ハムファイターズが唯一の勝利を飾りました

この結果、今年の交流戦優勝の行方は福岡ソフトバンクホークスと日本ハムの2チームに絞られました

勝利条件の詳細

ソフトバンクが交流戦優勝を果たすためには、2025年6月22日の阪神タイガース戦に勝つか、引き分けとなる必要があります

そうなれば、ソフトバンクは2019年以来となる9度目の交流戦優勝を達成します

一方、日本ハムはソフトバンクが敗れた上で、同日中日ドラゴンズ戦に勝利すれば、2007年以来となる2度目の交流戦優勝を果たすことができます

順位決定方式について

もしソフトバンクが敗れ、日本ハムが引き分けた場合、両チームの成績は11勝6敗1分けで並びます

この場合、交流戦の順位決定方式に則り、勝率、勝利数、直接対決、交流戦でのTQB(得失点率差)という順で順位が決まります

なお、ソフトバンクと日本ハムは交流戦で直接対戦していないため、TQBによって結果が決まることになります

TQBとは何か?

TQB(Total Quality Baseball)は、得点と失点を記録し、攻撃イニングと守備イニングの差を計算する指標です

具体的には、得点を攻撃イニングで割り、失点を守備イニングで割った後、この二つの差を求めます

これによって、チーム全体の攻撃力と守備力を示すことができます

現時点のTQB数値
2025年6月21日終了時点で、ソフトバンクのTQBは-238、日本ハムは-121です

特にソフトバンクは、19日の広島戦で16-2という大勝を収めたことが、今後の優勝争いにおいて大きなメリットとなっています

このように、ソフトバンクがどのようにゲームを進めるか、日本ハムがその隙をつくことができるかが、交流戦優勝のカギとなります

最終日が近づく中、どちらのチームが結果を出すのか、注目が集まります

今回のプロ野球交流戦の優勝争いは、ソフトバンクと日本ハムの二チームに集約されています。どちらが優勝するか、緊迫した状況の中での試合展開が楽しみです。特に、勝利条件や順位決定方式など、プロ野球ならではのルールが絡む中での戦いは、ファンにも刺激を与える内容です。
キーワード解説

  • 交流戦とは?日本のプロ野球チームが、セ・リーグとパ・リーグを超えて行う試合のことです。これにより、両リーグのチームが直接対決し、全国的な人気を高めるイベントとされています。
  • TQBとは?得点を攻撃イニングで割り、失点を守備イニングで割ることで算出する指標で、チームの攻撃力と守備力を評価するために用いられます。

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